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レポート  滞在型ラグジュアリーリゾート

「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」で穏やかな 光と風を溶け込ませるウッドブラインドの妙

【月刊HOTERES 2017年08月号】
2017年08月18日(金)
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大沼湖畔の森に囲まれたスパリビング。窓にはニチベイのウッドブラインド「クレールグランツ」の「ダークブラウン」をチョイス。スラット( ブラインドのはね) 幅は大開口窓に向く広幅50 ミリ。天然木のスラットを水平にすれば大沼の大自然が抜けるように広がる。隣接するスパには防炎・耐水仕様の樹脂素材スラット「ビターブラウン」でリビングの窓まわりとの共通性を演出

「大沼鶴雅 オーベルジュ エプイ」は、30 室のみの贅沢なオーベルジュ。芝生の緑が目にまぶしく、季節の花々が咲くガーデンを抜けると「レストラン エプイ」、その先に宿泊棟が現れる。もとは、JR 北海道が所有するホテルを受け継ぎ、リノベーションを経て2016 年8月にソフトオープン。オープンから約 1年、初めての夏を過ぎ、もうすぐ2年目の紅葉シーズンを迎える。


鶴雅観光開発㈱ 取締役社長 山田勝晴氏

 この度のリブランドについて、鶴雅観光開発㈱取締役社長 山田勝晴氏は「リゾートの要素が整う北海道、道南地方を代表する景勝地「大沼」における、ナチュラル&ラグジュアリーステイを目指しています。道南の豊かな食材を愉たのしめるオーベルジュ、すなわち滞在型ラグジュアリーリゾートとして位置づけていく」という。

 
 フロントの奥には、北海道開拓使顧問として北海道の鉄道建設に貢献した鉄道技師、ジョゼフ・クロフォードに敬意を表した「バーラウンジ クロフォード」がある。センターテーブルには鉄道ジオラマが置かれ、壁には鉄道模型や鉄道関連の写真やパネルが飾られており、その昔、この地が駒ケ岳をバックに蒸気機関車が走る有名な場所であったことを知る。何よりも、魅力的なのはスパリビング付きのツインルームに滞在して、ゆっくりと温泉に入り、くつろぐ時間であろう。客室のベッドルームの先のテラスを抜けるとバスルーム付きのリビングの離れ(スパリビング)がある。ナチュラルテイストで木の温かさを感じさせるスパリビングに入ると、床のセンター部はタイル張りで夏はひんやりと心地よく、寒い季節は温熱を利用した床暖房で温かく過ごせる。ワインセラーには北海道産のワインも完備。大型プロジェクターが配されているので、DVD を持ち込んで、ソファに体を預けてくつろぎながらじっくりと楽しむのもいい。日中に室内を遮光するのは温もりの感じられる天然木のブラインド。無垢材の板壁との相乗効果でくつろぎの時間を演出する。

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