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第129回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成

第129回「常に相手のために」

【週刊ホテルレストラン2017年11月03日号】
2017年11月03日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉

1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

社員に小さな成功体験を

 前号に続き不死鳥のごとく甦った盛岡グランドホテルの再建請負人K 氏の続編②である。ホテル再建がスタートして間もなく第一回人事異動が発動され、そこにはなんと「鈴木忠美、バーの店長を命ずる」と書かれていた。それを見た私はその日のうちに辞める決意を固めた。なぜならば当時お酒を一滴も飲めない私が、よもやお酒を一番売るバーに回されるとは夢にも思っていなかったからである。

 それに私は経営が変わったときに、お酒を一滴も飲めないことは既にトップに伝えていたからで、当時の私にとってはどう考えても左遷人事としか捉えることができなったからである。ところが辞表を受け取らないどころか後になって知ったことだが、バーの店長をあえて命じたのは、私に小さな成功体験を与えて、自信をつけさせて、一回りも二回りも大きな人間に育てるためのありがたい人事であり、またそこには私に失敗させないための秘策と言うか、たくさんの参考本が用意されてあったことと、もう一つはK 氏自らバーの一番の応援団になって、毎晩お客さまを誘ってきてくれたからこそ、バーの売り上げが前任者から受け継いだ2 年間で10 倍に伸ばせたのであり、まさにこの成功体験こそが今の自分があると思っている。

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