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進化するビバレッジ「酒のSP」

プロセッコ・スペリオーレDOCG 保護協会が来日して魅力を発信

【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月08日(金)
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エクセレントショップコンクール開催
ユネスコ世界遺産候補の景観も魅力に

 この日の発表の場に登壇したSOLOITALIA 代表でイタリアワイン・プロフェッショナル・ソムリエの林茂氏は、その景観の面からも現地の魅力を語っている。

「コネリアーノからヴァルドッビアデネまでの一帯を眺めると、険しい丘陵地帯が棚田のような美しい景色に魅了されます。既にユネスコ世界遺産の候補としてノミネートされており、これが認定されれば観光のみならずDOCGにも少なからぬ影響があるでしょう」

プロセッコ・スペリオーレDOCG のジャパンプロモーションは10 月に募集が行なわれ、11月15 日から12 月17 日まで「エクセレントショップコンクール」として開催中。参加飲食店は同DOCG ワインを1 種類以上オンリストし、同地とワインの魅力を発信する取り組み。プロセッコ・スペリオーレ保護協会理事で、Cantina Colli del Soligo 会長のアンドレア・クルトロ氏は「古代の知識と揺るがない品質がプロセッコ・スペリオーレの魅力。自然と人の力の融合をこのワインから感じてほしい」と語り、

 この日は林氏のオーガナイズによるワインメーカーズディナーも明治記念館の懐石料亭「花がすみ」で開催された。ここでは林氏が推進する日本料理とイタリアワインの親和性を、同店の杉山浩一料理長の献立によって実感できる構成が組まれた。イタリアでもなじみがあり、日本では食感や味わいに違いのある食材も駆使されたメニューに生産者も引き込まれた様子で、イタリアと日本のワイン業界関係者がテーブルを共にし、それぞれの食文化、飲料文化を確かめ合う時間が共有された。

この日のプロモーション発表のために来日した生産者たち。林茂氏(左下)と「花がすみ」の杉山料理長のメニューで日本料理との相性を確かめた
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