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インタビュー  豊島区長  高野之夫氏 

「東アジア文化都市2019 豊島」を契機に、池袋を軸とした 豊島区の存在感を高めたい

【週刊ホテルレストラン2019年01月11日号】
2019年01月11日(金)
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 池袋を中心に、国内外から街に人々を呼び込むためのプロジェクトを数多く推進している豊島区は、2019 年にオープニングを迎える「東アジア文化都市2019 豊島」を大きなチャンスと捉えている。中国・西安市、韓国・仁川広域市とともに、現代の芸術文化や伝統文化、多彩な生活文化に関連するさまざまな文化芸術イベントを1年間展開していく。豊島区長を5期務める高野之夫氏は20 年もの長きにわたり、文化による街づくりを目指して積極的な取り組みを継続してきた。
 
 そしてその成果はさまざまな面で確実に芽吹き始めている。「東アジア文化都市2019 豊島」という一大イベントを契機に、東京における豊島区の存在感をさらに高めていこうと奮闘する高野氏に、現在の課題と未来への道筋についてインタビューした。
 

豊島区長
高野之夫氏
Mr. Yukio Takano

1937 年12 月25 日東京・豊島区生まれ。豊島区立池袋第五小学校卒業。60 年3月立教大学経済学部経済学科卒業。83 年5月〜89 年89 年6月豊島区議会議員。89 年7月〜99 年3月東京都都議会議員。99 年4月豊島区長に就任。

 
1日の乗降客数264 万人を誇る池袋
街に人々が出てきてくれないのが悩み

 
—豊島区、そして池袋の街の課題はどこにありますか。
 

 豊島区の中心の街である池袋は1日平均の乗降客数が264 万人と、新宿駅、渋谷駅に次いで数多くの人々が利用しています。ところが電車の乗り換えだけで街の中に出ないまま通り過ぎてしまう人がほとんどなのです。長年このことが池袋の悩みとなっていて、東京の他の街に比べて遅れを取ってしまっているところと言えます。
 
 池袋と聞いて多くの皆さまがイメージするのは、西武百貨店、東武百貨店、サンシャインシティといったところでしょう。しかも池袋駅直結の西武と東武を利用する方々は館内で完結してしまい、街には出てきてくれません。池袋が抱え続けてきたこの課題は、豊島区全体にとっても大きな課題で在り続けています。
 
—池袋には外国人が訪れる街という印象もあります。インバウンドが増加している現在の状況はいかがですか。
 
 年間2869 万人の訪日外国人のうち、東京都を訪れているのは1377 万人。さらに街単位で見てみると1位は新宿で、池袋は10 位にランキングされています。東京を訪れるインバウンドの20.8%の人々が訪れるという推計をベースにすると、池袋には年間約300 万人の外国人が来てくださっている試算になります。
 
 ただし、これはあくまでも推計ベースの試算です。サンシャインシティには国内外から1年間に3290 万人が訪れていますし、アニメショップの「アニメイト池袋本店」には1 日1 万人、土日は3 万人が来店すると言われています。池袋駅の乗降客数が264 万人ということを考え合わせてみても、実際には年間300 万人は超えているのではないかと推測しています。
 

池袋駅西口地区イメージパース
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