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120 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手 -Part2 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~ 

120 光が当たらず埋もれている内部資源に「価値創造のタネ」がある

【週刊ホテルレストラン2019年02月08日号】
2019年02月08日(金)
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◆建材メーカー、アルミックイマイの「アルミ部材を円形に曲げる技術」は、身近に当たり前にあるものとして、社内ではその価値に気づいていませんでした。それをあらためて見直し、曲げる技術を生かして、直径20cm の世界一小さい丸窓を開発、リリースすることで新規顧客の開拓に成功しています。
 
◆葬儀用品メーカーの三和物産では、創業から現在までの取り組みを振り返る中で、過去の売れ筋商品の背後に「葬儀文化の創造」を意図した先達がいることを知りました。過去の成功体験として終わらせるのではなく、このスピリットを自分たちが引き継ぐと定めた瞬間から、商売の仕方、商品づくりの視点が大きく変わっています。
 
◆松屋コーヒー本店の創業者が開発した「ドリップ法」は、もう時代に合わないと、自分たちがその可能性を狭めていた時期がありました。その原点にある“冷めても味が落ちにくい”抽出法を、業務店だけでなく一般消費者向けに展開し直すことで、再び市場が活性化しています。そして、強みを中心に置き直した商品開発は、コーヒー豆の幅広いラインアップに生かされています。 

◆ある機械メーカーは、起死回生の商品を生み出した先達の取り組みをひも解いて研究し、今の仕事の進め方を見直してみることで、過去の開発では大切にされていた「価値を付与する段階」を見過ごしていたことに気づきました。仕事の進め方の中にある意味を皆で吟味した結果、商品開発プロセス自体を変えて、新しい機種開発に臨んでいます。 

 このように「会社に眠る財産」をていねいに見ていくことが、変革の出発点になります。創業から現在までをさかのぼることで見えてきたものを変化の足場にするのです。
 
 ないものねだりを、もってきてもあまりうまくいくことはないでしょう。自分たちらしさを発揮して未来をつくるには、ぶどうがワインになるような、地続きにも思えるが、発展系として別の価値をもたらすプロセスが重要なのです。
 

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