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第161回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術  これからの人材育成

第161回「お客さまの目!」

【週刊ホテルレストラン2019年03月01日号】
2019年03月01日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉

1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

まめな人事異動断交は会社を強固にする
 
 前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドHの再建請負人K 氏の続編34 回目である。どこのホテルでも人事異動は行なわれていると思うが、K 氏が赴任してからというもの、盛岡グランドH ほど大がかりな人事異動を絶えず繰り返したホテルは類がないと自信をもって言える。
 
なぜならばすべての部署が対象だったからで、経理からフロントや宴会から用度、バスの運転手から営業へも当たり前。
 
特にビックリしたのは、他のホテルではまずありえない調理場から用度課や宴会係への配属、また逆に宴会から調理場などへの移動も行なわれたからである。人事異動が多い理由は三つある。
 
一つにはせっかくホテルに入った以上は多くのセクションを経験してもらうこと。
二つ目は一人ひとりがより多くのセクションを経験することにより、誰かが突然体調崩して休まれても、容易に必要とする館内部署にヘルプが可能なこと。
三つ目は多くのスタッフがたくさんの部署を互いに経験することにより、相手のセクションの苦労が分かること。
 
特に調理の人間はいつも仕入れを担当する用度課の気持ちも、またサービスする宴会係の苦労も分かりあえたし、逆に用度や宴会係が調理場の大変さも分かり良いことづくめだったからである。
 

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