藤田観光(株)(本社・東京都文京区)は 7月 16日、神奈川県足柄下郡の「箱根ホテル小涌園」を、8月より建て替えの新設工事に着手することを発表した。なお、23年 7月に開業予定である。
同ホテルは 1959年に開業し、2018年 1月に営業終了していた。箱根小涌園エリアの再開発事業の一環として、さらなる成長を目指すために推進するプロジェクトであり、既存の「箱根小涌園天悠」などの施設とは異なる特徴や価格帯のホテルをつくることで、多様な需要の取り込みを目指す。
約 60億円を投資する同事業、新ホテルも「箱根ホテル小涌園」の名称を引き継ぎ、「ユネッサンと一体的に『温泉』『自然』『食事』を体験できるホテル」をコンセプトに展開する。
施設は 150室の客室、露天風呂付対浴場、貸し切り風呂、レストラン、コミュニティスペース、キッズスペースを備える計画。
同社は今後も成長戦略としてエリア内の再開発を継続し、リゾート事業の活性化を図る姿勢である。
蛍観賞も楽しめる自然豊かな庭園が広がる