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2022年11月4日号 トップインタビュー (株)マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役会長 山本 俊祐氏/代表取締役社長 代田 量一氏

トップインタビュー (株)マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役会長 山本 俊祐氏/代表取締役社長 代田 量一氏

【月刊HOTERES 2022年11月号】
2022年11月02日(水)
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新しい領域に挑戦し、進化・成長するホテル企業

―マイステイズ・ホテル・マネジメントは新たにかんぽの宿を「亀の井ホテル」ブランドとして加えるなど新しいチャレンジも含めて成長をし続けています。御社のコンセプト、そして強みについて教えて下さい。

代表取締役社長 代田 量一氏(以下「代田」) 私たちマイステイズ・ホテル・マネジメントはウィークリーマンション業態から事業を開始し、現在は都市型のビジネスホテルブランドの「ホテルマイステイズ」と「ホテルマイステイズプレミア」、一泊からロングステイまで多様なニーズにお応えできるフレキシブルホテルブランド「フレックステイイン」、“ホームの安心 ”と “ホテルの特別 ”を併せ持ったサービスアパートメント「マイステイズプレミア レジデンス」、フルサービス型の「アートホテル」、リゾート含めそれぞれのホテルが個性を持った「マイステイズコレクション」、そしてこの度かんぽの宿をグループに迎えることでリブランドした温泉ホテル「亀の井ホテル」など、多様なブランドのラインナップで展開をしています。

代表取締役会長 山本 俊祐氏(以下「山本」) 都市型ホテルからフルサービスホテルやリゾートホテル、そしてこの度の温泉ホテルなど、それまで経験したことがない業態にも取り組み、運営ノウハウを取得し、成長をしてきました。その結果、現在運営軒数で業界上位5社に入るまでに成長をしています。

 得意分野だけでなく新しい業態にも挑戦し、運営をする中で成長をする、そうした進化と成長ができる点が私達マイステイズ・ホテル・マネジメントの強みであると考えています。

―この度かんぽの宿を亀の井ホテルとしてグループに加えられたわけですが、収益性が高くない温泉ホテルへの挑戦の背景・目的を教えて下さい。

山本 確かに小規模の温泉ホテルでは収益性に課題がありますが、今回はかんぽの宿として規模の大きいバルクでの案件でした。先ほど申し上げたように私たちの強みは経験のない業態においても学びながら進化・成長を続けられることです。生産性を重視した運営とスケールメリットを活かすことでこの業態においても十分にチャンスが有ると考えました。

代田 マイステイズ・ホテル・マネジメントは本社に約 250名のそれぞれ専門性を持ったスタッフを抱えています。宿泊、料飲サービス、調理、レベニューマネジメント、システム、開発…等々、そうした専門性を持ったスタッフがこれまで現場のオペレーションをサポートすることでさまざまなタイプのホテルにおいても高い収益性を実現してきました。今回の亀の井ホテルという温泉ホテルの業態においても十分にその可能性を感じています。

山本 特に温泉ホテルという業態は施設の老朽化もありマーケットでの競争力が弱いというのが課題の一つになりますが、私たちは本社にリノベーションの専門部隊を持っています。これまでさまざまなホテルのリノベーションを手掛け、競争力の強化を実現してきました。そうした部隊を自社で持つことで、そのノウハウを活かし外部に委託するよりも低コストでリノベーションを実行できます。これは、全国に多数のホテルを運営するマイステイズ・ホテル・マネジメントだからこそ実現可能なことです。

 

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