株式会社スーパーホテル(本社・大阪府大阪市)は5月21日、運営するスーパーホテル東京・赤羽駅南口(東京都北区)にて全6回の「モーニング子ども食堂」を実施したことを発表した。
同イベントは3月20~26日のうち23日を除く6日間、朝食ブッフェにて同地区在住の小学生・中学生を1日当たり5人を無料で招待し提供したもの。
同社は2024年2月にイノベーション委員会を発足し、未来を見据えたさらなるイノベーションを生み出すことを目的に取り組んでおり、その一環として同イベントの開催に至った。
「朝食を食べられていない、もしくは朝に孤独になってしまっている子どもたちが笑顔になれるように」との思いもと手掛けられ、今後夏休みの期間中に合わせて次回開催を計画しているという。
同ホテル 総括支配人の若松 穣氏は「日ごろから街に根差したホテルづくりで何ができるかという観点で考えていた中で、今回の『モーニング子ども食堂』の開催に至りました。今回の実施を経て、参加したくても通学前に寄り道が校則などで認められていない学校もあるという発見がありました。お客さまにも現場のスタッフにも無理をかけないで、子供たちとともに全員が笑顔になれることを心がけてこの取り組みを続けたいと思います」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp