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〈スペシャルインタビュー〉ホテルレストラン用ブッフェメニューカード・カーデックス社

グランドプリンスホテル新高輪ブッフェレストラン、カーデックス社のメニューカード導入でどう変わった? 業務効率化と食の“安心”を支えるビュッフェのメニューカードへ(PR)

2025年12月12日(金)
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 インバウンド需要の高まりとともに業務効率化が求められるホテルレストランの現場では業務効率化と多言語対応の担保が課題となっている。そうした課題に直面する中、西武プリンスホテルズ&リゾーツが運営する「グランドプリンスホテル新高輪」のレストラン「ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ」では、カーデックス株式会社のメニューカード「Edikio Guest Flex」を導入した。導入により現場にもたらされた効果、そして今後の展望について、「ブッフェ&カフェ スロープダイナーザクロ」野本和紀シェフとカーデックス担当者に伺った。※以下、敬称略

 

「コース料理のように楽しめる」がコンセプトのブッフェレストラン。3つのショーキッチンで構成されており、テーブル席、個室、テラスなどさまざまな利用シーンにあわせて楽しむことができる
「コース料理のように楽しめる」がコンセプトのブッフェレストラン。3つのショーキッチンで構成されており、テーブル席、個室、テラスなどさまざまな利用シーンにあわせて楽しむことができる
シグネチャーメニューの骨付きローストビーフ。塩麹でマリネし、低温でじっくりと焼き上げたディナー限定の人気のスペシャリテだ
シグネチャーメニューの骨付きローストビーフ。塩麹でマリネし、低温でじっくりと焼き上げたディナー限定の人気のスペシャリテだ

 
――まず初めに導入のきっかけを教えてください。
 
野本 導入したのは2025年4月でした。 プリンスホテル高輪エリアの朝食の提供は、当レストランのほか、グランドプリンスホテル高輪「グランカフェ パティオ」やザ・プリンス さくらタワー東京「リストランテ カフェ チリエージョ」の3店舗で行なっていますが、各店舗でメニューカードが異なっていたことから、仕様を統一したいという思いがあり、その後、グループ内の他エリアとのご縁をきっかけに導入させていただきました。
 
――高輪エリア3ホテルにおけるインバウンド客の割合はどのような構成でしょうか。
 
野本 ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪における海外からのインバウンドのお客さまは、この頃60~70%にのぼり、朝食会場をご利用いただくインバウンドの方も多い状況です。
 
――ありがとうございます。「Edikio Guest Flex」を導入する前は、どのようにメニューカードを作成していたのでしょうか。

野本 もともと自分たちで印刷した用紙をパウチして、作成していました。メニューカードでは料理のアレルギー表示を行なっているため、中堅スタッフが責任を持って一つひとつのカードを入念に確認しながら作成するのですが、カードを使用するうちに料理の油で汚れたり、折れ曲がったり、紛失したりすることがよく起こります。その度に作成、確認、パウチ加工までを一からやり直さなければならず、スタッフの業務負担となっていました。
 

――「Edikio Guest Flex」を導入し、変化したことを教えてください。
 
野本 業務面では、先ほど申し上げた従来のメニューカードの作成の手間を解消できた点が大きいですね。これまでレシピを考案し、メニューカードを作るのに半日かかっていたところ、現在では30分ほどでできていますので、非常に大きな変化を感じています。また、データさえあればすぐに再発行できるのも非常に助かっています。
 また、デザイン面では、黒字に白文字というシンプルなデザインが気に入っています。当店の落ち着いた雰囲気とも合っていますし、メニューカードの中に当ホテルのロゴをあしらったことでより統一感が出ました。「Edikio Guest Flex」は高輪エリアの各ブッフェレストランでも導入しているため、ブランドの統一感だけではなく他店舗へもカードの補充・交換ができるようになりました。
 
丸林 そうですね。デザインのフォーマットを統一させることで、例えば全国の店舗でも使用できるメリットがあるのは、現場の効率性においても重要だと考えます。

野本 それに加えて、「Edikio Guest Flex」」はスタンドにつけたままの状態で保管できる点も良いですね。毎朝90種類ほどある朝食用メニューカードを、一つひとつスタンドからカードを付け外す手間もないため、オペレーション面でも非常に助かっています。

 

四季のさまざまなメニューが堪能できる。メニューカードにはアレルギー表示を丸印で表記しているため一目でわかる
四季のさまざまなメニューが堪能できる。メニューカードにはアレルギー表示を丸印で表記しているため一目でわかる
パティシエ特製のジェラート。メニューカードは白と黒でコントラストをつけている
パティシエ特製のジェラート。メニューカードは白と黒でコントラストをつけている


――導入後にお客様からの反応などはありましたか。

野本 メニューカードに対する直接のお声はありませんが、自社で制作した以前のカードを使用していた頃には、アレルギーを表したピクトグラムを記載していてもインバウンドのお客さまに伝わらず、お問い合わせいただいたことがありました。今では、メニューカード内に全種類のアレルギーマークを一覧で表示し、該当するアレルギーにだけ丸印をつけているため、アレルギー表示に関するお問い合わせはなくなりました。誰から見てもわかりやすいという点で、安心して料理を召し上がっていただくことができるため、大きな改善だと感じています。
 
丸林 ありがとうございます。メニューカードとしての見栄えはもちろんですが、当社では、メニュー名、アレルギー表示、そして外国語表記を一目でわかる表形式をご提案しております。特にアレルギー表示は、お客様側でも一目で理解できるため、安心してご利用いただけていると考えています。

 

――今後、カーデックス社に期待することなどがあれば教えてください。
 
野本 メニューカード内にカロリー表示ができるようになれば、健康に気を遣うお客様にもご安心いただけると思います。
 
渋谷 はい、今後カロリー表示のシステム開発は進めていきたいと考えています。例えばレシピの成分表をCSVにエクスポートし、edikoに読み込ませる仕組みを自動化することは将来的に対応できるはずです。そうすれば、カロリーだけではなくアレルギー表示のシステム化も可能になります。カロリー表示については、ビュッフェでは1人前の量が人によって違うため、基準が難しいところですが、例えば「100グラムあたり」の表示でもお客様にとってはメリットに感じていただけると思います。今後も、現場における業務効率化はもちろんのこと、お客様が安心して召し上がっていただけるメニューカードづくりに取り組んでいきたいと考えています。

 

左より、カーデックス社・丸林氏、野本シェフ、カーデックス社・渋谷氏
左より、カーデックス社・丸林氏、野本シェフ、カーデックス社・渋谷氏





料理長 野本和紀氏
2000年 新宿プリンスホテル入社
2011年 グランドプリンスホテル高輪へ異動 
2020年 ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ料理長

【ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ】
住所:〒108-8612 東京都港区高輪3丁目13−1 グランドプリンスホテル 新高輪B1
電話番号: 03-3447-1139(レストラン予約係)
営業時間:朝食 6:30A.M.~10:00A.M.
     ランチ 11:30A.M.~3:30P.M.(ラストオーダー3:00P.M.)
      ディナー 5:30P.M.~9:30P.M.(ラストオーダー9:00P.M.) 
     ※土休日は5:00P.M.~
料  金:ランチ ¥7,500より
     ディナー ¥9,500より
     ※税込・サービス料別
 
【Edikio Guest Flex】に関するお問い合わせ
カーデックス株式会社(https://www.cardex.jp/edikio/#contact

TEL. 03-3585-2729

取材・文 オータパブリケイションズ 渋谷 / 撮影 林正

 

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