一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は9月10日、会員ホテルの2025年8月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は233軒の協力ホテルのうち117軒、調査結果は速報値となる。
同調査によると2025年8月の全国平均は81.2%、前年同月79.7%と1.5ポイント増の結果となった。
全国平均では1月以降、半年ぶりに前年を上回る結果となり、全国的に夏休み、盆休み、夏祭り、音楽フェス、スポーツイベントなどが集客に大きく影響することになったという。
前月に引き続き、甲信越・北陸・近畿の3エリアが好調となり、甲信越・北陸エリアは猛暑が続く中、避暑地として旅行先に選ばれ、中でも花火大会のタイミングでは大きく盛り上がったとのこと。近畿地区では夏休みに入り大阪・関西万博来訪者の増加、甲子園高校野球関係での集客が好調だったと述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp