パーク ハイアット 東京(東京都新宿区)は12月9日、リニューアルオープンを迎えた。2024年5月の休館から19カ月間の改装を経て、今回のリニューアルオープンを行った。
客室数は全171室で、パリのデザインスタジオ「ジュアン マンク」により刷新。客室は落ち着いた色合いのキャビネットや曲線を描く家具などが雰囲気を構成。和紙のランプや木の葉のアートワークなど開業当時から受け継がれる要素も取り入れている。
今回新たに誕生した「ジランドール by アラン デュカス」は、デュカス パリとのパートナーシップにより誕生。オリジナルで製作したものや、革を使ったアイテムや、フランス産を中心とした約400銘柄のワインなどを提供する。
「ピーク ラウンジ&バー」では、昼はアフタヌーンティーを、夜は8mの大理石のカウンターでオリジナルカクテルなどを楽しめる。「ニューヨーク グリル&バー」や日本料理「梢」、スパ&フィットネス施設「クラブ オン ザ パーク」、パブリックスペースなどは、開業以来続くオリジナルデザインを継承。
今回のリニューアルでは、全館をほぼスケルトンの状態から再構築。館内インフラも全面的に見直し、空調や給排水などの循環システムをリニューアル。さらに、省エネ性能と快適性の向上を図り、館内の照明はすべてLEDシステムへ刷新した。
パーク ハイアット 東京 総支配人フレデリック ハーフォース氏は、「この瞬間を心待ちにしておりました。30年の節目に原点を尊重しつつ、新たな章を迎えられることを誇りに思います。懐かしさと新しさが共存するこの空間で、皆さまに再びお会いできる日を楽しみにしております」と述べている。
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文・オータパブリケイションズ 編集部




