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 セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)は9月10日、39階スカイバンケットフロア「タワーズサロン」をリニューアルオープンした。
 同ホテルは昨年より5カ年の大規模改装プロジェクトを手掛けており、第1弾では28~31階にエグゼクティブフロアとスタンダードフロアの中間グレードとなる「セルリアンフロア」を新設。また、1階ロビー階に同フロアの宿泊ゲスト専用ラウンジとして「セルリアンラウンジ」、短時間の休息に適した「ホスピタリティルーム」を新たに設けていた。
 今年に入り「セルリアンフロア」の需要が高まっていることを背景に、当初の計画を前倒しして27階を同フロアに変更。同ホテルのインバウンド比率は約80%であり、ファミリーのインバウンドゲストに同フロアが特に好評を博しているという。人気の高さから、エグゼクティブフロアよりも宿泊単価が高まるタイミングもあるほどだ。
 
 そして、第2弾の目玉となるスカイバンケットフロア「タワーズサロン」をこのほどリニューアル。2001年のホテル開業から初改装となり、7月より約2カ月の改装期間をかけて全面リニューアル工事を実施した。
 “世界の人々が空を共有するようにグルーバルに日本と世界をつなぐ国際交流拠点でありたい”、という開業時のコンセプトを継承しつつ、天空にちなんで名づけられた「ルナール」(月の意、190㎡)、「ソレール」(太陽の意、135㎡)、「セレステ」(空の意、100㎡)のデザインを刷新。
「ルナール」と「ソレール」は壁に埋め込み式の大型LEDディスプレイを組み込み演出の幅を広げた。ホワイエにバーカウンターを新設し、シームレスに各宴会場がつながるつくりとしたことで、それまでの課題であった100名規模での受注にも対応し、ブライダルの獲得にも注力する姿勢だ。
 
 総支配人の吉岡 慎一氏は「今回、全面改装されたスカイバンケットフロア『タワーズサロン』は、エリアごとのテーマがしっかりと際立った素晴しい空間に生まれ変わりました。各種のイベント、パーティやブライダル、あるいは少人数のフランクな会合など、さまざまなシーンを魅力的に演出するとともに、新たに設置したバーカウンターを含めた多様な使い方をご提案させていただきます。進化し続けている渋谷の街とともに、私どもセルリアンタワー東急ホテルもさらなる進化を目指してまいります」と述べる。
 




●関連記事「セルリアンタワー東急ホテルの今後5年をかけた大規模改装プロジェクト、第1弾目をリニューアルオープン」
 https://www.hoteresonline.com/articles/13536
 
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp




 
				 
				

 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
			