今回は千葉県第二の都市である船橋市を取り上げる。県庁所在地である千葉市よりも東京側に位置し、都心への交通が至便で、商業も発達している。船橋市を中心とする県北西部は東京の影響が強いエリアである。以下に船橋市と千葉県北西部都市のマーケットと地域別観光マーケットをみていこう。千葉県のマクロマーケットは千葉市編を参照いただきたい。
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1.マーケットポテンシャル
船橋市の人口は64万7,037人(2023年1月1日現在)で、千葉県の人口のシェア10.3%を占めている。その他の県北西部都市を見ると、松戸市が49 万7,120 人、市川市が49 万1,577人、柏市が43 万3,733人で、船橋市を含むこの4 都市が北西地域における人口30万人以上を有する中心都市となっている。また、北西地域全体、の人口シェアの合計は53.8%で千葉県の半数以上を占め、東京に近いこのエリアに千葉県の人口が集中している。(図表1)
過去5年間の増加率(23年/ 18年)を見ると、船橋市は1.8%で増加となっている。その他の県北西部都市を見ると、プラストレンドの都市が多く見られ、その中でも流山市が12.4%、印西市が10.7%と高い成長性があることがわかる。
船橋市の年齢構造を見ると、若年人口比率は17.3%、適齢期人口比率は23.5%で、若年人口比率、適齢期人口比率ともに全国値(16.7%、20.9%)を上回っている。その他の県北西部都市を見ると、若年人口比率は印西市が21.3%で突出して高く、それに次いで流山市が19.9%、白井市が19.4%、浦安市が18.2%、八千代市が18.0%など、地域内において全国値を大きく上回っている都市が存在し、若いマーケットが多いことがわかる。適齢期人口比率を見ると、浦安市が28.4%で最も高く、それに次いで市川市が27.2%、流山市が24.5%、習志野市が24.3%で続いている。
高齢者(65 歳以上)人口比率を見ると、船橋市は24.3%であり、全国値(28.7%)を大きく下回っている。県北西部都市では全国値を大きく下回る都市が多く、全国的にみても高齢化の進展が緩やかな地域と言える。(図表2)
将来推計人口をみると、船橋市は2035年頃まで増加傾向にあり、2050 年頃には2020 年ベースから101%程度になると推計され、将来的にも人口規模を維持できる。その他の県北西部都市を見ると、柏市、流山市、印西市は船橋市と同じく2050年の段階でも2020 年ベースを維持すると見られる。特に流山市と印西市は増加傾向が持続するとみられており、成長が著しいことがわかる。その他にもある程度人口規模が維持できる都市が多い。我孫子市は地域内においては比較的減少ペースが速く、将来的には印西市と人口規模のランクが入れ替わるとみられている。(図表3)
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2026年2月号 観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《船橋市編》
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【月刊HOTERES 2026年02月号】
2026年02月13日(金)




