10 年間ブライダル専門学校の講師を経験し、数多くのウエディングプランナーを養成してきたのが、トータルライフコンシェルジュとして活躍中の㈱トータルライフ環境ラボ 加藤淳子社長だ。指示待ちの若者が増えている中、“ 教えれば熟す器用は持ち合わせている”という信念のもと、さまざまな視点から人材育成に向けた連載を6 月3週号よりスタート。今号は「ウエディングプランナーの心構えのリニューアル必須」を題材に書き上げていただいた。
第一印象は3 秒できまる。
企業の経営者には最近の若者のコミュニケーション能力の低下を懸念する声が多いと言われています。現在ある企業の70% 以上が、人材採用時にはコミュニケーション能力を重要視した採用が行なわれています。
それだけ現在の社会では、コミュニケーション力が重要と見られています。
コミュニケーションは仕事、生活、恋愛・家庭・子育てなど人生においても最も大切なものです。特に仕事面ではいくら学歴が高く、多くの知識や技術を持っていても、コミュニケーション能力が低いと実力を発揮することができません。元アメリカ大統領のビル・クリントン、故ロナルド・レーガンやレディ・ガガなどの世界のVIP をクライアント荷物アンソニー・ロビンスという世界一のコーチの「人生の質はコミュニケーションの質で決まる」という有名な名言があります。ハーバードビジネススクールの調査によると、コミュニケーション能力の差で年収が2 倍も変わるという衝撃的なデータがあります。
第9 回
加藤淳子 ウエディングプランナーの役割
第9 回 ウエディングは変化から進化に…
【月刊HOTERES 2016年03月号】
2016年03月18日(金)