東急ホテルのブランドコンセプト「居心地のいいホスピタリティ」を体現するフロントスタッフ

 
　京都 東急ホテルは今年1 ～ 3 月、7・8F のプレミアムフロア全室を、空調、照明、機能性など全ての面において最新の設備へ刷新。特に、滞在時間の大半を過ごす場所となるベッドは、お客様がホテル滞在を評価される重要なファクターと捉え、今回のリニューアルでは、ツインルーム10 室に「エアウィーヴ」のベッドマットレスを導入した。
 
「現在多い月で約50％と、インバウンドのお客様の割合が増える中、睡眠環境へのニーズも多様化してきています。そのニーズの中に高反発で、硬めのベッドを求める声が増えていましたので、反発力のあるベッドマットレスの導入を検討していました。そして、ゲスト、従業員からマットレスパッドの寝心地について高い評価を得た、エアウィーヴのベッドマットレスを選択したのです」と導入の理由を奥村氏は語る。
 
　同ホテルは元々、以前からスーペリアフロアの27 室に「エアウィーヴ」のマットレスパッドを設置しており、ホームページ内ではエアウィーヴフロアと他の客室とは差別化した告知を行っていた。
 
　結果、お客様からは、「次もこの部屋に泊まりたい」「『エアウィーヴ』の部屋に泊まりたい」といった指名が多く入るようになり、アップセルにもつながっていたのだ。
 

 
　今回、新たに導入したエアウィーヴのベッドマットレスについても、腰痛を持っている方や大きな体格の方、スポーツをされている方などから『気持ち良く眠れたんだけど、このマットレスはどこのメーカーのものですか？』『下からフワッと支えられているような感覚で、これまでにない深い眠りがとれた』『適度に硬くて、気持ち良かった』『腰がとても楽だった』など、ゲストから大変高評価が得られている。
 
　一方で、カバーはもちろん、マットレス自体を丸洗いして清潔を担保できること、非常に軽いため毎日のシーツ交換が楽なこと、通気性抜群で蒸れにくくカビが生えにくいことなど、ホテル側にとっての使い勝手の良さもメリットだった。実際、ハウスキーピングの担当スタッフからは「汚れたらカバーを外して洗えますし、もっと汚れたら本体も洗えるので安心感があります。さらに驚くほど軽いので、ベッドメイキングにかかる時間もほかに比べて短く済んでいます」と、その良さを実感する声が聞かれた。
 
　ゲスト、従業員ともに高い信頼を得ている「エアウィーヴ」のベッドマットレスとマットレスパッド。今後について奥村氏は、「東急ホテルのブランドコンセプトは、『居心地のいいホスピタリティ』です。その理念に基づき、より居心地のいい環境造りを追及していきたいと思っています。宿泊施設の増加や新設が過熱し、さらなる競争の激化や供給過多が予想される京都の中でも、“ 最も快適な空間”として選ばれるホテルを目指して、『エアウィーヴ』で質の良い睡眠の力も借りながら、ほかにはないサービスを提供していきたいですね」と抱負を語った。