東京建物(株)は、Hotel Properties Limited(本社:シンガポール、以下HPL)と共同で、大阪市北区堂島2 丁目の開発案件「ONE DOJIMA PROJECT」を始動。49 階建て、高さ約195m、延床面積約8.2 万㎡の施設に、ラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル」(178 室)とレジデンス「BrilliaTower 堂島」(466 戸)を有することを発表した。大阪市内での同ブランドは初。
コンセプトは“ 旅とアート”。世界を旅する人々のいこいの場、芸術に触れる場としてここでしか体験できない空間と時間を提供する。アート監修には、南條史生氏を起用し世界トップクラスのクリエイターが参画するほか、ホテルのインテリアデザインにはグエナエル・ニコラ氏、緒方慎一郎氏、小市泰弘氏が参画する。付帯施設として、スパトリートメントやジムを備えたスパ、レストラン、カフェやバーのほか、バンケットなどを備えたラグジュアリーホテルとレジデンスが一体となった超高層複合タワーの開発により、堂島・梅田・中之島エリアの活性化に寄与していく。
本プロジェクトは、大阪初となる「宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度」を適用した大阪市による、特定街区の都市計画決定を受けた開発案件で、2020 年8 月1 日に着工している。
【ONE DOJIMA PROJECT 概要】
所在地:大阪府大阪市北区堂島2-17-5 /敷地面積:約4828㎡/延床面積:約8 万2566㎡/構造・規模:RC 造・地上49 階・地下1 階/施設構成:レジデンス1 ~ 27 階、38 ~ 49 階(466 戸)/ホテル1 ~ 2 階、28 ~ 37 階(178室)/竣工予定:2024 年
「ONE DOJIMA PROJECT」の外観イメージ