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第6回 今村慎太郎の「本当のアレルギー対応を識る」

第6回 アレルギー対応1 万回以上の飲食店で、アルバイトは原材料をどう把握しているのか?

【週刊ホテルレストラン2015年12月11日号】
2015年12月11日(金)
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 来店する食物アレルギーの子どもや大人の方々に、予約なしの当日対応ですべての品目に対応している「親子カフェ il sole」はアレルギー対応に課題を抱える企業とどこが違うのだろうか。「親子カフェ il sole」のオーナーシェフである辻正博氏とは、日々共に活動しているため、四六時中食物アレルギーのことばかり話しており、これまで幾度となくお店のこと、従業員のこと、料理のこと、考え方などあらゆることをヒアリングし観察してきました。たどり着く答えはいつもシンプルに対応することなのですが、先日il sole のアレルギー対応のヒントを見つけたので、今回はそれをご紹介したいと思います。

アルバイトも行なうアレルギー対応
 
 親子カフェil sole のことは、以前簡単にご紹介していますが、もう少し詳しくご説明します。60 席ほどの飲食スペースに、子どもが遊べるキッズスペースがある「親子カフェ」と呼ばれる飲食店です。料理はイタリアンで、手作りが多いものの、原材料には加工品も使用しています。一般的な親子カフェと違うのは、料理のクオリティでしょうか。ホテル西洋銀座で修業をしたオーナーシェフが、子育て中でも温かくおいしい料理を楽しんで欲しいという思いから、親子カフェとは思えない料理が提供されています。調理場は1 カ所のみで、3人が同時に作業するといっぱいになってしまう広さです。ここで、通常メニューも、アレルギー対応も行なっており、さらに、調理場もホールもアルバイトが行なっています。オーナーシェフの辻 正博氏が出張で不在のときは、アルバイトだけでお店を回しており、アルバイトがアレルギー対応を行なっています。また、親子カフェという業態から、来店者の平均滞在時間は2 ~ 3時間であり、食後は子どもたちが汗だくになって遊んでいます。つまり、食物アレルギーの子どもが、もし発症していたら、お店に滞在しているときに分かることが多いはずなのです。しかし、これまで1 万回以上もアレルギー対応をしていて滞在中に発症したことは一度もなく、また、後日発症したという連絡もありません。今ではアレルギー対応が口コミで広がったことで、il sole ではじめての外食を経験する子どもも多く来店し、弊法人のイベントでもたくさんの「重い」子どもたちがil soleで外食を楽しんでいます。

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