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  • 安東 徳子 『そのまま使える女性社員教育プログラム』  第10 回 1 週間でできる教育プログラム・四日目
第10 回 安東 徳子 『そのまま使える女性社員教育プログラム』  

第10 回 1 週間でできる教育プログラム・四日目

【月刊HOTERES 2016年02月号】
2016年02月19日(金)
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 各日6 時間の新人研修プログラム四日目のシラバスです。
 
1 限目(30 分)座学(概念学習)
2 限目(60 分)共感力についてのディスカッション
3 限目(50 分)グループ発表と模範解答解説
4 限目(60 分)即応力についてのディスカッション
5 限目(50 分)グループ発表と正答解説
6 限目(60 分)創造力についてのディスカッション
7 限目(50 分)グループ発表と解説
 
 研修三日目に新人に考えさせた「対面接客の仕事、人にしかできない仕事」を、具体的な行動に落とし込みます。
 
共感力・即応力・創造力こそ
HM 接客の優位性
 
 今や多くの企業研修で、ディスカッションが取り入れられています。概念に対する理解を深めるためには、ディスカッションを通じて自ら考えることが有効なためです。さらに「肚に落ちる研修」とするには、事前の概念学習と事後の正答を用意したワークショップの実施をお勧めします。
 
 概念学習では、前日に学んだAI 接客とヒューマン(HM)接客の違いについて、次のような解説をします。
 
 今後、迅速・正確・均一なAI 接客で何でも提案できるようになります。しかし、HM接客は、共感力、即応力、創造力の点で、AI 接客を上回ります。これらHM 接客の優位性を価値に変えていけなければ、HM 接客はAI 接客に対抗できなくなってしまいます。
 
 メガデータとシステムによって分析・提供されているAI 接客では、得られる提案は常に同じです。しかし、HM 接客は顧客の状況に応じて、提案を変えることができます。なぜなら、家族に一番近い他人として、家族同様に愛情をもって、顧客に「共感」し、「即応」して、新たな提案を「創造」できるからです。それこそが、高額・複雑・特別・専門・安全が必要不可欠な「ウエディング」という商品に求められる、ホスピタリティなのです。

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