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第11 回 ウエディングプランナーの役割

第11 回 プレゼンテーション力を磨く

【月刊HOTERES 2016年05月号】
2016年05月20日(金)
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 反対に困るのは質問されて「存じません」と発してしまうことです。もし分からないときは「確認させていただきます」もしくは「即お調べします。」とお応えするのが最善です。そして重要なのは「話し方」です。人を説得しようにも、情報を正しく伝達しようにも、すべて「話の分かりやすさ」があって初めて実現します。逆に「話が分かりづらい」というだけで、発言内容まで否定されてしまったり、誤解されたりもします。自分の考えを効果的に伝え、相手を納得・満足させるためには、論理的で説得力のある魅力的なプレゼンテーション能力を身につけることが必要です。
 
 そのためには、本論の冒頭で話の目的やポイントをしっかりと伝えること、しっかりアイコンタクトを取ること、ハンドアクション(手の動作)を効果的に使うのも効果的です。私自身講演会などでは、あえて手の動きを大きくすることがあります。手の動きは、相手の目線を動かしたり、集中させたり、印象を与えたりします。言葉だけで表現するよりも身振り手振りをつけた方が耳からの情報でなく目からの情報として相手により強い印象を与えるらしいです。できれば手のひらを上に向けて話す方が効果的です。伏せると否定的な表現にもとられます。
 
 テレビショッピングでおなじみの方々は必ず手振りが大げさですね! ジャパネット◯◯さんもそうですね! 視聴者に向けて「今なら50% 値引きします」と5 本の指を広げていると、つい欲しくなりますね。そして何よりも大切なことは、練習することです。話の苦手な人は原稿を書いて何度も読見返すことをお勧めします。元アップルCEO の故スティーブ・ジョブス氏がわずか5分のプレゼンテーションのために、何10 回もリハーサルをして手の動き、目線、立ち位置、言葉の選択、新商品の見せ方など細部にこだわり、何度も何度も練習をして精度を高めていましたという、準備に余念がない話は有名です。
 
 誰もが、ジョブス氏は生まれながらのプレゼンの天才と思っていませんでしたか?

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