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002 岡村衡一郎のサービス・イノベーション48手 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

002 「一品」N倍が変化をつくる

【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月08日(水)
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岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例だけでなく、さまざまな企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」48 種を紹介します。
 
今回のポイント
自社- A ≒0。A にあたる「一品」をN倍にする実践が、
イノベーションへのきっかけを与えてくれるのです
 
 自社- A ≒0。これはAがなくなったら自社ではなくなってしまうという意味を表しています。貴社の場合Aに何が入りますか。商品・サービス名が入ることも、取り組み姿勢が入ることもあると思います。活性化している企業ほどA を毎年深化させています。
 
 逆にいきづまり感のある企業ほど逆のNOT・A の動きを取りがちです。「A ではだめだ、だから変えよう」が市民権を得て行なわれているのです。しかし、NOT・A の取り組みは、長期的には競合他社との戦いには敗れていきます。「人が来ない、だから観光施設をつくろう」とした施策の多くが行き詰ったのも、自分たちの強みの上に立った取り組みではなかったことが要因です。

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