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連載61 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場 連載61

社長! 初心忘るべからず。

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月26日(金)
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㈱スプリングフィールド
代表取締役
桃井文子
〈プロフィール〉岡山市の老舗旅館、岡山石山花壇(現在のザ マグリット)の宴会営業スタッフとして入社。その後、婚礼部門を強化するプロジェクトを成功させ、年間2 組から339組までを達成したのは業界でも有名。同社にてウェディング・プランナー、マネージャー、支配人、営業企画室長、役員として活躍。また、関連会社 グレート:プランニングにてコンサルタントとして、12 年間、全国の数々のホテル、結婚式場の再生、婚礼強化に携わる。プランナー教育、マネージャー教育、経営者の良きアドバイザーとして定評がある。平成23 年、スプリングフィールドを設立。経営コンサルタント、衣裳・美容の内製化支援、式場のプロデュースを中心に現在活動中。2013 年5 月には、ニューヨーク支社を設立し、現地でもパーティーやイベントを手掛け、日本のウエディング、パーティーを広める活動もしている。

今回は誰しも今の経営者になるまでの間には共通して“ 始め”というものがあったかと思います。いつの間にか当たり前に日々が過ぎていき、そのころの思いを忘れてしまった方たちも多いのではないでしょうか? 初々しいころの社長はどんな感じだったか思い出してみてください。

 初心忘るべからずという言葉は子どものときからよく聞いていることわざの一つですね。この由来は室町時代に能を大成させた世阿弥が書いた書にでてくる言葉です。
 
 そこには「初心忘るべからず」「ときどきの初心忘るべからず」「老後の初心忘るべからず」と書いてあります。いろいろな解釈文を目にしますが、ここでは私が感じた解釈で考えていきたいと思います。皆さんが今の仕事を始めるきっかけになったのはどんなことでしょうか? 私の場合はウエディングの仕事を始めたのは27 歳のときでした。皆さんはもっと早い段階でプロフェショナルになり経験を積んでいらっしゃたのではないでしょうか? 私は学校を卒業した後、化粧品会社に就職しその後結婚して仕事を退職しました。その後、2 人の子どもを抱えて離婚した私は生活も維持していくために法人宴会の営業の仕事につきました。はじめから結婚式の仕事をしたかったわけではなく、宴会部門としての売り上げを伸ばすために新規事業としての部門を立ち上げて始めたのが結婚式の仕事でした。

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