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第八回 石川夕起子 バーチャルからリアルに次世代を動かす「感動スイッチ」 

第八回  自己開示は今の若者にとり勇気の要ること

【月刊HOTERES 2016年09月号】
2016年09月30日(金)
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関西国際大学
人間科学部経営学科
ブライダルコース 講師
石川夕起子
神戸市出身。ラジオDJ・CM ナレーションなど声の仕事をきっかけに、ブライダル業界に入る。披露宴司会・プランナーとして携わったウエディング数は、4,000 組を超える。2000年ワタベウェディング株式会社三ノ宮店店長に就任。『 国内挙式事業』を強化し、2005 年神戸グランドプラザ店長に就任。翌年には2 店舗をトップ表彰へ導く。2011 年関西国際大学人間科学部経営学科ブライダルコースの講師に就任。ブライダルの実践を通した経営、人間力、常に「目的」と「意図」を意識した行動を伝えている。キャンパス内で公募ウエディング、学外で学生プロデュースウエディングを実施するなど、座学と現場との学びの往還を図る教育で、注目される。研究紀要「1980 年代から現代におけるウエディングの変遷」等。(イメージトレーナーとしても講演・セミナー活動等全国展開中)。

 
“ 今の若者は自発的な行動意欲に乏しい” と嘆いたり、どこへも行かずに家にこもっている我が子の成長に不安を感じていらっしゃる方はいませんか? 消極的な言動には彼等彼女なりの理由があるのです。それをご理解いただいた上で行動することの意味や目的を伝え、体験させる機会をどんどん与えることで、子どもたちはおどろくほど成長します。
 
 高校時代、応援団員などでも活躍していた女性がいました。きっと高校時代はとても活発で多くの友だちに恵まれていたことでしょう。もちろん、大学に進学してからも高校時代同様、高校時代とはとちがう新たな友だちとの出会いや、大学でも大勢の友だちを作って楽しみたいと心躍らせていました。
 
 ところがある学生から“友だちといってもお互いにつかず離れずの関係でいましょう”と言われてしまったのです。意気揚々とした気持ちはどこへやら、“大学生の友だち関係ってそんなんなんや”と思い込んでしまったのです。素直と言えば素直ですが、今どきの学生は自分だけが目立つことを敬遠しますので、“郷に入っては郷に従え”という感じでイキイキ活発だった学生も、いつしかとてもおとなしい子という印象に変化していきました。
 

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