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第8回 74歳現役プランナー田中清寛 

第8回 心のあたたかさと気遣い

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月18日(金)
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リーガロイヤルホテル ブライダル担当支配人 田中清寛氏
〈プロフィール〉昭和17年5月6日生まれ。㈱ ロイヤルホテル 昭和40年3月入社。ブライ ダル部門以外に総務、人事部、セールス、「ラ・ ロンド」マネージャー、「レストラン シャンボール」 マネージャーに従事。ブライダル部門はのべで約 40年間勤務。平成12年3月、シビルウエディ ングミニスター資格取得。

 
大阪を代表する「リーガロイヤルホテル」。約60もの、宴会場、会議室を所有し、 宿泊、料飲施設もバラエティに富んでいる。国際会議場も隣接し、まさに国際的 なホテルとして国内外の要人から外国人観光客、ビジネス客など幅広い層に対応 している。そんな中、1965年3月の入社以来、ロイヤルホテル一筋、ホテルマ ン街道まっしぐらに生きている人物がいる。それが74歳現役プランナーとして活躍 している田中清寛氏。全12回にわたって同氏の生きざまを描写する。お客さま に対して決してNOと言わない、真摯な姿勢。これからホテルマンを目指している 次世代、そして現在、ホテルマンとして勤めている方々に多くを学んでほしい。
 

 
 清寛の神髄は“一生に一度の結婚式 だからこそ、僅かでも悔いが残らないように細かな気配りを大事にすること” であった。お客さまには必ず幸せな結 婚式を挙げてほしい、そんな気持ちが 新郎新婦との年齢差を超えたコミュニ ケーションを実現させた。加えて“新規 受注担当者の好感度が高かったから成 約にいたった”という考えから、最初 に出会った新規受注担当者も結婚式当日、会場に足を運び新郎新婦に顔を見 せるようにした。引継ぎにおける清寛の心のあたたかさと気遣いである。
 
  打ち合わせのときは、常に結婚式を 終えた後、列席者が満足し“本当にすてきな結婚式だったね”と喜びの声が新 郎新婦や親に掛けられることを目指してい る。まさに新郎新婦の新たな門出にふさ わしく、これからおつきあいをする列席者 からの株が上がる、そんな結婚式だ。
 最初の打合せの時に必ず“ご両親に なにかしてあげたいことはあるの?”と聞く。

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