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連載 10 ㈱龍名館 濱田 裕章 小さな会社のブランド構築

連載 10  開発に携わるメンバー ③

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月24日(金)
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個人で仕事をされている方の例
 最近仕事でお会いする方々も個人で仕事をされている方が多く、経理的な間接業務は他社にアウトソースし、クライアントに対する業務に集中し時間を有効に活用されています。案件ごとに自身のネットワークでチームを構築し業務を請け負っています。企業におけるコアコンピタンス、自身の得意分野を理解しそのほか必要なリソースについては、都度それに合わせた最高のパートナーに依頼しています。彼ら彼女らは依頼される案件も多いため、直接社員として雇用し事業体を大きくできるのですが、自身のスタイルに合わないという理由であえて個人で続けています。SNS などに代表されるように、最近ではあらゆる場面で会社ではなく個人で力が発揮できる時代になっているため、必然のような気もしますが、やはり自身の得意分野をしっかり持ち関連分野のエキスパートと密な関係を持っているというのは簡単なことではないと感じます。
 
 弊社はもちろん社員数十名の企業体ですが、自身の企業内だけで物事を行なうにはやはり限界があり、企業として達成したいことを成し遂げるためには、短期的・長期的に社外のプロフェッショナルとパートナーシップを組んでいく必要があります。どれだけ多くのプロフェッショナルを巻き込めるかが、今後事業として成し遂げたいことを達成できるかどうかの鍵になるのではないかと感じます。
 
 コストについても、仮に月額契約費が数10 万になったとしても、雇用責任を負わずに職務が明確で、経験も豊富な優秀な社員が雇えていると考えれば、十分飲みこめるものであると感じます。
 
コミュニケーションも円滑
 
 現在多くの会社が、社内でのやりとりにおいて直接会わずにメールや電話で業務を進めることが増えていると思います。社外とのやりとりにおいては当然にメールや電話が中心です。それを支援するための便利なチャットツールなども多くあり、私自身、会社のメールだけでなくLINEやメッセンジャーで仕事のご連絡をいただく方も多くいます。弊社で在宅勤務の社員もおりますが、通常業務をしている中では、コミュニケーションは円滑にとれており全く違和感はありません。
 
 今さらの話ではありますが、社外パートナーの協力を得るハードルは何もないと考えています。小さい会社こそ、自分たちだけで完結させようとせずに、積極的に外部パートナーと手を組んでチーム力を上げていくべきだと感じています。
 
 次回は、実際にこれまでの弊社で行なった事業で、社外の方々にご協力いただいた例をご紹介していきたいと思います。

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