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第8回 科学で伸ばす人事戦略  数値化できるホスピタリティ 

第8回 会話の達人になるには、知性あってこそ

【週刊ホテルレストラン2017年04月21日号】
2017年04月21日(金)
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株式会社エスプレシーボ・コム
代表取締役
安東徳子氏
〈プロフィール〉ウエディング業界、専門学校を中心としたコンサルテーション業を長年に渡り幅広く展開。コンサルテーションによる課題発見と解決手法を示すだけでなく、研修も並行して行うサービススタイルが確実な結果を生むことから評判を呼び、コンサルテーション業務自体のリピート率の高さも注目されている。サービス業に特化した研修で現在までに1 万人以上の受講実績を持つ。そこから導き出された独自のホスピタリティ理論は業界内外で高い評価を得ている。近年では千葉県の美容系専門学校の立ち上げコンサルテーションを担当し、創立翌年から9 年連続県下1 位の入学者数を維持するという驚異的な結果も出した。これらの実績は『共感力』をベースとした独自理論『ECメソッド』から生まれている。

 
 前回、知性とは知への欲求そのものであり、ホスピタリティある行動に不可欠な、共感コミュニケーションに作用しているとご説明しました。今回は、知性の身に付け方について、お話ししたいと思います。
 
ナレッジツリーで知性を広げる・深める
 
 すでにご説明したように、知性とは知識の寡多を問うものではありません。しかし、知を欲することは、広範な知識を身に付けることにつながります。
 そうしたとき、闇雲に知識を詰め込むのではなく、「ナレッジツリー」という考え方を用いることで、系統だって知識の幅を広げ、また深く掘り下げる方法が身につけられます。それが、知性を高めるための習慣になりますし、生きた知識として活用できるようにもなります。
 
 ナレッジツリーとは、幹となる主題から、幾つもの異なる方向にレイヤーを枝分かれさせることで、広範囲にわたる知識を深めてゆこうという考え方です。「お茶」を例に図示しましたので、御社の教育においても、「教養の深め方」として、ぜひ取り入れてみて下さい。
 
 例えば、自分で飲むための緑茶は、ペットボトルで買うという人の場合は、温度とメーカー、銘柄のちがい等にしか選択肢がありません。それ以上に何かにこだわるとするなら、買う場所や買ったお茶を注ぐ器くらいでしょう。
 
 しかし、急須で茶を入れる習慣がある人の場合は、こだわればこだわるほど、選択肢が広がります。茶そのものの種類、茶葉の産地のちがい、使う用具、茶を通じた文化、茶を入れるときやお客さまにお茶を供するときのマナーなど、さまざまな要素の選択の組み合わせで、おいしいお茶へと至るからです。すなわち、「お茶を入れる」という行為は、これらの膨大な知的世界へつながる入り口なのです。

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