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第 117 回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第 117 回「思いやりの心」

【月刊HOTERES 2017年05月号】
2017年05月12日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。
 

 
お料理名はつけるべき

 おもてなしは誰がために行なうのかと言えば、すべてお客さまに喜んでいただくため、あるいは満足、そしてその上の感動を与えるためではないでしょうか。そして、それは物に対しても、形のないサービスに対しても言えることで、実は過日、某一流ホテルの懇親会に出席したとき、料理に料理名が表示されていないことがとても気になりました。ホテルの社員は料理を見れば、名前やどう作られているかは熟知しているのかも知れませんが、でもホテルの料理とは社員満足ではなくお客さま満足を考えるべきで、当然料理名の表示はつけるべきだし、また私も年のせいとは言いたくないが、最近は運動不足解消で毎朝1 時間のウオーキングと、食事は野菜を中心に食べるようにしているので、同ホテルにおいても最初に野菜を皿に盛ったのですが、今まで見たことないようなドレッシングがたくさん用意されているものの、表示名がないために自分にどれが合うか、あるいはどのドレッシングをかけた方がこの野菜をおいしくいただけるのか迷いました。やはりお客さま第一を考えたおもてなしを心掛けようとするのであれば、当然ドレッシング名の表示とできればどんな味なのかも書いていてくれたらお客さまは喜ぶ。
 

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