ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 杉浦聡氏(PAVILION)が決勝の地、ロンドンへ ビーフィーター グローバル バーテンダー コンペティション MIXLDN 2017 JAPAN
酒のSP

杉浦聡氏(PAVILION)が決勝の地、ロンドンへ ビーフィーター グローバル バーテンダー コンペティション MIXLDN 2017 JAPAN

【週刊ホテルレストラン2018年01月26日号】
2018年01月26日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ビーフィーター」を用いてなじみのある街を表現

 サントリースピリッツ㈱は、「ビーフィーター」ブランドのジンカクテルとバーテンディングを競う日本大会「ビーフィーター グローバル バーテンダー コンペティションMIXLDN 2017 JAPAN」を東京・月島のTemporary Contemporary で2017年12 月4 日に開催。名古屋から出場した杉浦聡氏(PAVILION)が優勝し、世界大会への出場権を獲得した。
 
この大会は、30 カ国以上のプロのバーテンダーが「ビーフィーター」をベースとしたオリジナリティあふれるカクテルを創作し合うもので、2011年から開催されている。今大会は、18 年2 月にロンドンで開催される世界大会への日本代表最終選考会だ。書類審査を経て、名実ともにトップと呼ぶべき8 人のバーテンダーが選ばれ、決勝の舞台に臨んだ。
 
大会のテーマ「YOUR CITY MIXEDWITH LONDON」は、「ビーフィーター」または「ビーフィーター24」を使用し、バーテンダー自身になじみのある街を表現したオリジナルカクテルを創作することを課題としている。ステージ上でのセッティングが5 分、カクテル調製が10 分で4 杯分、質疑応答5 分の制限時間でおのおのがプレゼンテーションを行なった。
 

 
 トップバッターを務めた浅野陽亮氏(ザ・リッツ・カールトン京都)は京都をイメージした煎茶や日本茶、柚子といった日本的素材をふんだんにあしらった作品「Genuine Care(ジェニュインケア」」を披露。氷の器を用いたビジュアルも目を引いた。続いて登場した渡辺高弘氏(エル・カルバドール/東京・渋谷)のカクテル「BEE-SPOKE(ビースポーク)」は東京をイメージ。世界各地の優れたものを仕立てるという視点で、この日のコンペティター随一の出場・受賞歴を持つ渡辺氏らしい独創性を発揮した。水岸直也氏(BUTLER GINZA BRUNCH /東京・銀座)は自らが育った横須賀をイメージし、「ギムレット」と「海軍カレー」をクロスさせるカクテル「T.G.I.F.Gimblet(ギムレット)」を創作。その驚きある構成で来場者の想像力をかきたてた。
 前半戦の最後は竹田英和氏(Bar霞町嵐/東京・西麻布)。カクテル「RリーパIPA」で表現した枯山水を印象づけた。生まれ故郷の埼玉県北川辺町をモチーフに、地元の素材を使ったカクテルにも注目が集まった。

優勝作品「Golden Grampus」は、ビーフィーター24 をベースに名古屋を表現したカクテル
優勝作品「Golden Grampus」は、ビーフィーター24 をベースに名古屋を表現したカクテル

 優勝した杉浦氏から後半戦がスタート。「Golden Grampus」のタイトル通り名古屋のシンボル、金の鯱をモチーフに、八丁味噌ビターズや小豆と蜜豆といった名古屋テイストを盛り込んだ。鹿児島から出場した吉富万洋氏(BAR 万/鹿児島・霧島)は薩摩黒酢、霧島茶といった地元素材を用い、自然を感じさせるカクテル「CopseReviver 24」を作り上げた。吉原泰俊氏(アンダーズ東京)は住まいの千葉・流山を題材に選んだ。白みりん発祥の地とされており、コンペティション巧者らしい落ち着きと抑揚のあるプレゼンテーションでカクテル「一茶双樹(いっさそうき)」を披露した。最後は谷岡敬道氏(SMOKEBAR & GRILL /東京・表参道)が明治神宮をモチーフにした「GINGU(ジングウ)」を披露。プレゼンテーションでは家族や亡き友を思い、涙があふれた。
 
 審査員を務めたビーフィーターのマスターディスティラー、デズモンド・ペイン氏は次の通り総評を語った。「長い間、さまざまなカクテルを見てきましたが、日本人が創るカクテルはいつも美しく、今日もすべてのカクテルが素晴らしかった。勝者は決まりましたが、すべての作品が僅差でした」また大会を制した杉浦氏は「この大会は、僕が初めてエントリーした大会。いつか優勝したいと思い続け、4回目の挑戦で優勝できた。日本人初の世界一を目指して頑張ります」と語った。
 
 グローバルで7回目、日本では5回目の開催となったこの大会。日本代表の称号と世界大会への期待は杉浦氏に託された。世界大会は2月にロンドンで開催。その吉報を、応募したすべてのチャレンジャーが待ち望んでいるだろう。

ビーフィーター グローバル バーテンダー コンペティション MIXLDN 2017 JAPAN
主催
 サントリースピリッツ㈱
会場 Temporary Contemporary(東京・月島)
審査員
 デズモンド ペイン(ビーフィーター マスターディスティラー)
 スマイヤー コノリー(同グローバルブランドアンバサダー)
 尾崎大輔(サントリーアライド㈱取締役副社長)
ファイナリスト(出場順)
 浅野陽亮(ザ・リッツ・カールトン京都)
 渡辺高弘(エル・カルバドール/東京・渋谷)
 水岸直也(BUTLER GINZA BRUNCH /東京・銀座)
 竹田英和(Bar 霞町嵐/東京・西麻布)
 杉浦聡(PAVILION /名古屋)
 吉富万洋(BAR 万/鹿児島・霧島)
 吉原泰俊(アンダーズ東京)
 谷岡敬道(SMOKE BAR & GRILL /東京・表参道) ※敬称略

■業界人必読ニュース

週刊ホテルレストラン最新号
2018年08月17日号
2018年08月17日号
本体1,600円(税込)
【特集】動き出した新サービス&運営術
【トップインタビュー】
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ㈱ 代表取締役社長 井上 …

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE