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第55回 伊藤 淳  カスタマーを見よ、発想を変えよ、パラダイム転換こそが ホテルウエディング復活の近道 

第55回  ウエディングパーティには欠かすことのできないアイテム、「料理」について

【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月22日(金)
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伊藤 淳 氏
クラリス ウエディング ブランドエグゼクティブ/クラリス ウエディングプランナースクール校長/クラリス ウエディングプランナー研究所所長

〈プロフィール〉1997 年より㈱リクルートのゼクシィ事業部に8 年間在籍。ゼクシィ「茨城・栃木・群馬版」の立ち上げ責任者を経て、ホテルウェディンググループゼネラルマネージャーに就任。2005年退職し、「クラリスウェディングプランナースクール」を創設、第一線で活躍できるウエディングプランナーの育成に携わる。07 年に㈱リクルートと共同で現役プランナー向け研修を生み出し、ウエディングの打ち合わせオペレーションの改革を提唱する「明日からウエディング」を考案。さらにプランナーだけにとどまらず、ウエディング業界全体の活性化のためジュエリー業界のスタッフや現場キャプテンのトレーニングにも力を注いでいる。

 
 先日久しぶりに1 日に昼と夜の2 回のウエディングに参加してきました。
昼間のウエディングはクリスチャンのおふたりの結婚式。
教会での挙式と挙式後のティーパーティ。
50 歳代の新郎新婦のとても温かな結婚式でした。
夜はクラリスメンバーの結婚式。クラリスのイズムとウエディングの新しい形にチャレンジしたとても華やかながら温かいウエディングパーティでした。
 
 いずれもまったく違う形のウエディングでしたが、共通していたのはどちらもたくさんのゲストの笑顔であふれていたことです。
列席しているゲストが心から招かれたことを喜び、楽しんでいると感じました。
どちらも100 人ほどのゲストの数でしたが、私も本当にたくさんの方とお話ができました。
 
 私はウエディングパーティの本質が「結婚という喜びを分かち合う場」であることをここで確信したのと同時に、列席ゲストも日常で埋もれてしまっている人のつながりを実感できる貴重な場なのだということを改めて感じました。
とても誠実で温かなクリスチャンのおふたりと愛すべきクラリスメンバーの新婦と素敵な新郎様、あらためてご結婚おめでとうございます。
挙式やウエディングパーティに参加して感じたことは、ウエディングを構成する料理やドレスなどのアイテムはウエディングの本質をより鮮明にそしてより豊かにするためのものだということ。
アイテムありきで考える現在のウエディングに少し疑問を感じたのも正直なところです。
 
 さて今回はそんなウエディングパーティには欠かすことのできないアイテム、「料理」について考えます。
「料理」はおもてなしの象徴となるアイテムであり、とても重要です。
しかし私は本来のもてなしのための料理が見た目重視や提供側の都合によって画一化され過ぎてしまってはいないかという疑問を持っています。

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