みなさんは普段毎日どういったことに取り組んでいらっしゃいますか？　仕事中でもプライベートでも何かご自身で継続しているものはいくつありますか？  今回は継続することが難しく、いかに重要かについて考えてみたいと思います。

（株）スプリングフィールド　
代表取締役　桃井文子
〈プロフィール〉岡山市の老舗旅館、岡山石山花壇（現在のザ マグリット）の宴会営業スタッフとして入社。その後、婚礼部門を強化するプロジェクトを成功させ、年間2 組から339組までを達成したのは業界でも有名。同社にてウェディング・プランナー、マネージャー、支配人、営業企画室長、役員として活躍。また、関連会社 グレート：プランニングにてコンサルタントとして、12 年間、全国の数々のホテル、結婚式場の再生、婚礼強化に携わる。プランナー教育、マネージャー教育、経営者の良きアドバイザーとして定評がある。平成23 年、スプリングフィールドを設立。経営コンサルタント、衣裳・美容の内製化支援、式場のプロデュースを中心に現在活動中。2013 年5 月には、ニューヨーク支社を設立し、現地でもパーティーやイベントを手掛け、日本のウエディング、パーティーを広める活動もしている。

「何事にも小さなことからコツコツと」どこかでよく耳にする言葉だと思います。コツコツと努力する人は表向きには分からないのですが、成功者の方々、またはプロフェッショナルな方は人の見えないところで相当な努力をされて大成されています。単に運がいいだけではなく、オンピックに出場するためにプロのスポーツ選手を目指すと志したときに人の行動は変わると思います。一言でいうと小さい毎日のトレーニングをコツコツと積んで努力のひとであるということです。
 
　先日引退したイチロー選手は素晴らしい功績を残されました。イチロー選手の名言にもありますように「夢をつかむのは一気にはできません。小さなことを積み重ねることでいつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます」。つまり人は夢や目標を達成したいと考えたときにゴールを目指す人にならなければなりません。
 
　こうなったらいいのになあということは叶いません。私自身もこうなりたいと強く念じて努力してきたことは叶いますが漠然と思うことは努力しないので実現はしないのです。若いころは人に絶対負けたくないと思い仕事をしていたころがありました。人と比べてどうだろうかと人の評価がすごく気になっていたのです。自分の勝手な価値観の基準で物事をみていた時期がありました。