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連載98 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場 

連載98 社長! 現状把握に徹していますか?

【週刊ホテルレストラン2019年05月17日号】
2019年05月17日(金)
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今回は経営者、幹部の皆さんと『現状把握』の大切さについて考えてみたいと思います。私はすべてのマネジメントの品質や組織の質は『現状把握』に左右されると感じています。この現状把握や認識が現場で起きている現状と違えば対策が変化してしまいます。そして、現状把握には重要なことは現場の皆さんが『よく話を聞くこと』と『よく現場を歩くこと』しかないと考えています。

㈱スプリングフィールド
代表取締役 桃井文子

〈プロフィール〉岡山市の老舗旅館、岡山石山花壇(現在のザ マグリット)の宴会営業スタッフとして入社。その後、婚礼部門を強化するプロジェクトを成功させ、年間2 組から339組までを達成したのは業界でも有名。同社にてウェディング・プランナー、マネージャー、支配人、営業企画室長、役員として活躍。また、関連会社 グレート:プランニングにてコンサルタントとして、12 年間、全国の数々のホテル、結婚式場の再生、婚礼強化に携わる。プランナー教育、マネージャー教育、経営者の良きアドバイザーとして定評がある。平成23 年、スプリングフィールドを設立。経営コンサルタント、衣裳・美容の内製化支援、式場のプロデュースを中心に現在活動中。2013 年5 月には、ニューヨーク支社を設立し、現地でもパーティーやイベントを手掛け、日本のウエディング、パーティーを広める活動もしている。

 
 ではなぜ今、現状把握が重要だと思うのでしょうか。それはズバリ、あらゆる事がこの数年で劇的に変化してしまったからです。この数年で皆さんが感じておられる通り、あらゆることに変化が生じました。具体的には、人手不足、働き方改革、売り上げの低迷、そして、収益性低下の4 つの事が大きな変化です。これらが数年前に比べ、現場の深刻かつ慢性的な人手不足、働き方改革による有給義務化や残業時間上限制も含めた労務管理の強化、そして経済低迷による売り上げ減少とあらゆるコスト増による収益性の低下をもたらしてきました。こうした4 つのことに何ら影響を受けず、順調に事業を経営されている方は極めて少ないのではないでしょうか。
 
 こうして時代が変化し、世の中の価値観が変化する中で経営者や上位層の幹部の皆さんが以前の頭のままでいることはとても怖い事です。現場は疲弊してしまっているのになんら対策が見えてこない、こうした企業は現場と経営の信頼関係を損ねさせます。今こそ、現状認識を変えねばならないのだと強く思います。あらためて現場の声を聞き、現場を歩き、課題を把握し改善してゆくことが大切なのでしょう。
 

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