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2020年10月16日号 トップインタビュー (株)プリンスホテル代表取締役社長 小山 正彦 氏

トップインタビュー (株)プリンスホテル代表取締役社長 小山 正彦 氏

【週刊ホテルレストラン2020年10月16日号】
2020年10月15日(木)
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海外および国内における新たな動き

---子会社・StayWell Holdings Pty Ltdが運営する海外展開が、昨秋より始まりました。

ザ・プリンス アカトキ ロンドンは、日本的なデザインと和テイストの料理が特長です。2019 年9 月16 日の開業直後から好評で、好スタートを切ることができました。しかし、この度のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)によるロックダウンで3 月下旬から休業せざるを得ませんでした。8 月3 日から営業を再開し、現在のところ日本国内と同様に英国内の地元のお客さまを中心にご利用いただいています。英国版GoTo Eat キャンペーンやEU 圏内の移動制限が緩和されるに従って、少しずつ回復してくると見込んでいます。

コロナウイルス以前は、地域別でいえば、英国、および欧州の方が中心で、さらに北米のお客さまを含めると、全体の80%くらいを占めています。当社としては、プリンスホテルのグローバルな地名度アップを図る目的でスタートしたホテルなので、この比率のマーケットミックスで成長していけたらと考えています。

価格帯を7 ~ 10 万円クラスに設定していますので、エグゼクティブ系のビジネスパーソンやロンドンに観光で訪れた富裕層の方々に多くご利用いただいています。今後もこの層がメインターゲットになります。

---2021 年春以降、中国・広州で開業予定の「ザ・プリンス アカトキ」について。

広州も同様に、当面は地元中国の富裕層がターゲットになるでしょう。場所柄、日系の企業が多いので、日本からのエグゼクティブ系ビジネスユーザーもしっかりと取り込んでいきたいと考えています。 ロンドンとの違いは、部屋数が82 室から275 室と規模が全く異なり、大きな宴会場も備えている点。また、レストランも日本料理、洋、中華を構えた総合型ホテルです。都会でありながら中州に位置していることから、リゾート感も味わえるのが特長です。

---京都では新たにMC である「ザ・ホテル青龍 京都清水」を開業しました。

「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、開業日が3 月22 日でしたので苦戦は否めません。ただ、当社が重視しているのはブランディング戦略です。ザ・プリンスもしくはそれ以上のマーケットを開拓することを念頭に、お客さまが声に出さないニーズを先回りして付加価値を提供するホテルマンでなければなりません。地元に関する知識を蓄え、地元の方々と交流を深めて、地元の食材を採り入れたメニューを開発するなど、京都をPR する情報発信基地へと発展させていくためにじっくりと腰を据えて進めていきます。この後、インバウンドが復活した時に、海外の富裕層に満足してもらえるホテルとして、一気にその成果を爆発させようと思っています。

京都における戦略としてはさらにグランドプリンスホテル京都をザ・プリンス 京都宝ヶ池にリブランドし、同時にマリオットインターナショナルの「オートグラフコレクション」に加盟し2020 年10 月9 日から営業を開始しました。インバウンドの復活に備え、2 ~ 3 年後を見据えて体制を整えていきます。さらに2021 年には、四条大宮に「プリンス スマート イン」の開業も予定しており、一つのエリア内でラグジュアリーからカジュアルまで幅広いニーズに対応することが可能となります。 当社のブランド戦略が最も明確に表現されているのが京都だとも言えます。

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