5 月11 日、名古屋鉄道(株) (代表取締役社長 安藤隆司)は、6 月1 日に「(株)名鉄ホテルホールディングス」を設立し、ホテル事業を再編すると発表した。これは中期経営計画「Turn-Over 2023 ~反転攻勢に向けて~」(2021 ~ 23 年度)の重点テーマに掲げる「旅行事業・ 観光バス事業・ホテル事業の構造改革」のグループホテル戦略の構築・推進体制の強化の一環として取り組むもの。
名古屋鉄道は中間持株会社を設立したうえで、経営機能と事業機能を分離した体制へ移行することで、グループ各社間の連携強化を図るとともに、柔軟かつ迅速に事業環境の変化に対応する。
組織再編の方式としては、名古屋鉄道及び名鉄不動産が保有する同社ホテルグループ各社の株式を、同社の出資におり新設する名鉄ホテルホールディングスへ譲渡する。
今後の予定は今年6 月1 日に(株)名鉄ホテルホールディングス設立、7 月に同社ホテルグループ各社の株式を譲渡、新体制へ移行となる予定。新体制で「ANA クラウンプラザホテルグランコート名古屋」を旗艦ホテルと位置付け、ホテルインディゴ犬山有楽苑やホテルミュースタイル犬山エクスペリエンスの営業を開始する。
【新設する中間持株会社の概要】
商号:(株)名鉄ホテルホールディングス
所在地:愛知県名古屋市
代表:代表取締役社長 岩瀬正明
資本金等:100 百万円 予定
株主:名古屋鉄道(株)100 %
名古屋鉄道(株) 6月1日に(株)名鉄ホテルホールディングスを設立し、ホテル事業を再編
名古屋鉄道(株) 6月1日に(株)名鉄ホテルホールディングスを設立し、ホテル事業を再編
【月刊HOTERES 2021年06月号】
2021年06月17日(木)