Booking.comは 1月 26日、同社が手掛けるアワード「Traveller Review Awards 2022」をもとに、コロナ禍の旅行における旅行者のニーズについて発表した。
同アワードは今回、世界 220の国・地域において 126万 1273の宿泊施設やレンタカー貸出所などに対して、平均口コミスコアが 8.0以上の施設に授与。日本では 1万 3979軒の宿泊施設が授与されていた。
同社の旅行者の口コミ分析における評価項目を分析したところによると、日本では前年に引き続き「スタッフ」「清潔さ」「快適さ」を重視しているとのこと。これら 3つの項目は「設備」や「お得感」など他の評価項目を大きく上回っていた。
世界的に見て、同アワードの受賞数が最も多い宿泊施設タイプは「アパートメント」(56万 1843軒)であり、以下、「ホテル」(17万 2530軒)、「別荘」(14万 8962軒)、「ゲストハウス」(9万 8466軒)と続いた。密を避けることができるアパートメントタイプが、世界および日本でも人気を集めることになったという。
北アジア地区統括リージョナル・ディレクターの竹村章美氏は「旅行業界は回復すると信じております。前向きな気持ちと希望を持って未来を見据え、パートナーの皆さまとともに歩んでまいります」と述べる。
Booking.com 「スタッフ」「清潔さ」「快適さ」、昨年に続き口コミにおける重点項目に
Booking.com 「スタッフ」「清潔さ」「快適さ」、昨年に続き口コミにおける重点項目に
【月刊HOTERES 2022年02月号】
2022年02月16日(水)