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2022年3月4日号 トップインタビュー アマン日本・韓国地区常務取締役兼 アマン東京総支配人八木 朋子 氏

トップインタビュー アマン日本・韓国地区常務取締役兼 アマン東京総支配人八木 朋子 氏

【月刊HOTERES 2022年03月号】
2022年03月03日(木)
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経営と運営を見る責任者として心掛けたこと

----八木常務取締役は2017年11月に総支配人に就任し、約4年が経ちました。

 初めて日本にできたアマン、アマン東京の総支配人としては、アマンに一番大切なこと、アマンのブランドとはどういうものかを日本の方々に理解いただけるように伝えると同時に、東京の外資系ラグジュアリーホテルで初めて日本人の総支配人となったことで、日本人だからこそできることを考えてきました。
 
 例えば、アマンでは、その地域の環境や文化を尊重したホテルづくりをすることを大切にしています。開業から 4年目に開ける新しい料飲施設は、東京の文化を尊重した、アマン東京として意味のある店でなくてはいけませんでした。直営江戸前鮨店「武蔵 byアマン」は、あくまでも直営にこだわり、アマンブランドの美学を理解し、一緒に育ててくれる、アマンにふさわしい鮨職人の人選からこだわりました。
 
 社内的には、就任前にはなかったホテル内の横のつながりをつくることに注力しました。クロストレーニングや、それまでなかったミーティングの設定など、部署間での相互理解を生み出すことと、長く働ける環境を整えることを大切にしてきました。 21年 10月1日には、シティホテルとしてのゲストのニーズに応え、グループとして初めてのリテール販売のショップ、「ラ・パティスリー by アマン東京」を開店。ホテル内にスペースがなかったことから思い切ってビルの地階フロアへの出店という形をとりましたが、結果としてコロナ下での新ビジネスにつながるプロジェクトとなりました。 
 
----日本地区統括ディレクターとしても 3年近く務められました。そして 22年1月からアマン日本・韓国地区常務取締役を兼務されていますが、現状の課題については。

 日本地区担当統括ディレクターとしての課題は、三つになった日本のプロパティをどうやってシナジーを持たせていくか、でした。独立したホテル、リゾートでありながら、アマンとしての共通したブランドポジショニングを保ち、高めていくことが日本における今後も見据えたアマンの展開にとても重要なことであるからです。 
 
 ----20年にコロナが蔓延し、世界中でパンデミックとなりました。改めて、コロナ下におけるオーナーやスタッフとの関係性を保つうえで、八木常務取締役が心掛けていることについて教えてください。

 日本人として、本社とビルオーナーの間に入り、あるいはその他のステークホルダーと良好な関係を保つように努力してきました。コロナ下での難しい局面でも、その関係性があったことが非常に大きかったと思います。昨年、「ラ・パティスリーbyアマン東京」を開店させることができたのも、この関係があるからこそコロナ下でも理解を得ることができたと思います。
 
 また、このプロジェクトは、スタッフのモチベーションをあげることも一つの目的でした。ショップやフランス料理店を持たないホテルでペストリーチームが本来持つ十分な力を発揮させる場所がなかったので、それを作りたかったのです。他にも、イタリア料理と江戸前鮨のシェフのコラボレーションのイベントを開催、とコロナ前の状況ではできなかったことを行ないました。
 
 また、解雇や給料カットは行なわず、サプライヤーもすべて継続をし、彼らの生活の守ることを努力しました。自宅待機や在宅勤務もある中で、コミュニケーションで取り残されないように、オンライン全体ミーティングやイントラネットの開始し、個人メールを持たないスタッフへのコミュニケーションもとれるような対策もしました。
 
 コロナは、日本国内だけでなく、世界的な課題であり続けていますが、今後は規制の一貫性を持って、観光を安全に奨励するために国境を再開する方法があると考えています。旅行前に PCR検査を義務付け、ワクチンの証明を求めることで、再び外国人観光客を受け入れることができ、従業員、ゲスト、ローカルコミュニティの健康を維持できるような方法で行なうことが重要です。

 

21年10月にグループとして初めてのリテール販売のショップ「ラ・パティスリー by アマン東京」を開店
21年10月にグループとして初めてのリテール販売のショップ「ラ・パティスリー by アマン東京」を開店

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