この夏の気候は昨年にも増して危険と言えるまでの夏でしたが、環境問題だけでなく外交問題や円安などの経済問題まで、取り組むべきことが山積みの状況で今後も難易度の高いチャレンジが続くと思われます。大変な状況を察しておりますが、そのような中でホスピタリティーの世界からお願いがあります。

　少子高齢化の中において、今後、外貨の獲得は日本の重要なテーマであり、それが日本のインバウンド獲得戦略にも表れていると思います。訪日外国人旅行消費総額は 2023年には 2019年の 4.8兆円を超える 5.3兆円を記録し、今年はさらに 7兆円を超えるのではないかという予想も出てきています。そして国としても国立公園に高級リゾートホテルを誘致するなどといった方針も示されています。