株式会社ベルーナ(本社・埼玉県上尾市)の子会社である株式会社グランベルホテル(本社・東京都中央区)は9月4日、北海道小樽市にて計画する全159室の「小樽グランベルホテル」の開発計画を発表した。開業予定日は2025年7月の見込み。
小樽市堺町1-1の小樽駅から徒歩15分の立地に位置し、6階建てで1階にロビーラウンジやレストラン、2~5階が客室階、6階に露天風呂付き大浴場とBARテラスを設ける。
同社において北海道エリアでは8軒目のホテル展開となり、グランベルホテルグループは「FUN to STAY-その街に合わせたホテルステイを演出-」をコンセプトとする。
小樽では数多く残存している歴史的建造物が街並みを形成していることから、これらの街並みと調和するよう「小樽軟石」の地層をモチーフとし、伝統工芸品「小樽切子」などを組み込んだ新しいデザインを取り入れるという。
全159室の客室は水平窓から望む小樽の海と山の景色を表現すべく、ブルーとグリーンを基調とした2種類のデザインで構成。
レストランは中央の八角形の柱を中心に客席を配し、客席を一段下げることで中庭への視界が通り、明るく開放的なデザインで設計。
同社は「当ホテルは北海道を代表する景観『小樽運河』や多彩なガラス製品が並ぶ人気ショップ『北一硝子 三号館』など小樽の観光スポットまで歩いてすぐの好立地な施設です。雄大な自然とノスタルジックな街が魅力の小樽にて、心癒やされる至福のひとときをご提供します」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp