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ホテルデータファイル 東京ホテル会

南海トラフ地震注意報の影響を受けるものの好調に推移、東京ホテル会が2024年8月客室データ発表

2024年09月19日(木)
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 東京ホテル会(代表・髙部 彦二氏)は9月18日、約260軒の加盟ホテルの2024年8月のホテル客室3指標(客室稼働率・ADR・RevPAR)を発表した。
 
原典:ホテルシステム開発を手掛ける株式会社ネオマウントのHP「ホテル様 お役立ち!」掲載記事より引用 https://www.neomount.co.jp/hotel/
 
 東京ホテル会は30年以上の歴史を有し、現在は宿泊主体型ホテルを中心に都内約260ホテルが加盟。「競い合うしか生き残る道はない」をスローガンに、毎月収集している客室稼働率などの膨大なデータを集計分析および加盟ホテルに共有している。
 
 2024年8月の客室稼働率は82.9%(前年同月82.7%)、ADRは16,556円(前年同月13,923円)、RevPARは13,655円(前年同月11,458円)の結果となった。
 
 3指標の各7年間の推移グラフより、ADRとRevPARにおいて前年月比で2,000円以上増加し、両指標とも8月度として過去最高値を更新。なお、ADRは21カ月連続、RevPARは18カ月連続で伸長している。
 
 髙部氏は「先月に予想したRevPARは8月9月14,500円前後、台風はある程度折り込み済みだったのですが、南海トラフ地震注意報の発令は想定外でした。こちらがなければほぼ、予定通りのRevPARだったと思っております」と述べる。

 

 ―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp

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