ホテルのデザインコンセプトを「Natural State」とし、自然と安らぎを感じられる空間に
株式会社阪急阪神ホテルズ(本社・大阪府大阪市)は10月8日、大阪府大阪市にて計画する全482室の「ホテル阪急グランレスパイア大阪」の開業日を発表した。開業日は2025年3月21日、今月10月21日より宿泊予約の受付を開始する。
大阪市北区大深町5-54のJR大阪駅より徒歩約4分、「うめきた2期地区開発事業」におけるグラングリーン大阪・南館の地下3階・地上28階建てのサウスタワーに入居。地下1~2階にホテルエントランス、5階にフロント・ロビーとレストラン、6階に宿泊者ラウンジやフィットネスルームなど、7~27階が客室階となる。
同ホテルは2019年に開業したホテル阪急レスパイア大阪の上位ブランドとして展開し、「レスパイア」ブランドとしては2軒目の展開。
「レスパイア」のコンセプトを継承しつつ、より質の高いくつろぎを求めてスペイン語・イタリア語で“素晴らしい”“素敵な”を意味する「GRAN」を冠する。宿泊者ラウンジおよびクラブラウンジの設置や「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」との提携を含め、よりくつろぎの空間を演出することが同ホテルの特徴となる。
客室は7~25階が456室のスタンダードフロア、26・27階を26室のクラブフロアとし、スタンダードフロアは221室のスタンダードツイン(22㎡)、114室のスタンダードダブル(22㎡)、76室のコーナーツイン(35㎡)などの構成。
クラブフロアは8室のクラブデラックスダブル(32㎡)、8室のクラブジュニアスイート(48㎡)などを備える。27階に23席のクラブラウンジを配してアルコールや軽食などを提供し、コーヒーはUCCのラグジュアリーブランド「Largo」(ラルゴ)を楽しめる。
レストランはテナント店舗として136席のオールデイダイニング「MAISON VERTE」を展開し、フレンチ「L’AS」(ラス)のオーナーシェフである兼子 大輔氏が監修したメニューを提供。
朝食は7:00~10:00(9:30 L.O.)、ランチ11:30~14:30、アフタヌーンティー14:30~17:30、ディナー17:30~23:00、バー15:00~23:00の時間帯で営業。朝食はローカル食をモダンにアレンジしたメニューなど、和洋約120種のラインナップで4200円(税込み)にて販売。
なお、サウスタワーの3・4階にて構え、ラスイート社が運営する「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」と提携。同施設は温浴・運動・食事・メディテーション・美容の5つをテーマとした関西最大級の“健康増進施設”として展開。
天然温泉やフィットネスジム、都市公園が一望できるインフィニティープールなどを有し、クラブフロアの宿泊ゲストは1泊につき1回利用することができる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp