杉山亮社長(写真右)が表彰状を手渡している様子
6月17日、三井不動産ホテルマネジメントは「第17回 MGH AWARD」を都内で開催した。同表彰制度は、全国のホテルおよび本社で活躍するスタッフ、ならびにパートナー企業を対象に、前年の取り組みや成果を称えることを目的として、毎年6月に開催しており、今年で17回目となる。
2009年の制度開始当初、約30名だった個人受賞者は、ホテル数の増加やサービス向上により、今年は60名以上となった。
今年4月1日付けで同社代表取締役社長に就任した杉山亮氏は開会の挨拶で「昨年度は業績がV字回復し、売上高は過去最高となった。それもひとえに、お客さまに対してていねいな接客をするホテルスタッフ、さまざまな施策を図る本社スタッフ、ならびに当社のサービス向上等に貢献してくださるパートナー企業の皆さまのおかげです。お客さまに寄り添い、期待を超えるサービスを提供してくださった皆さまの努力・情熱に深く感謝します。
これからも”記憶に残るホテルになる”この理念を胸に、ともに歩んでまいりましょう」と述べた。
なお、表彰式では、杉山社長が受賞人数延べ66名、受賞企業9社、受賞チーム数14に表彰状を手渡した。また、顧客から感謝されたハッピーカード大賞などは雀部優取締役会長がハッピーカードに書かれていたエピソードを読み上げ、会場に集まった関係者と共に、喜びを分かち合った。また、第16回から始めた永年勤続30年表彰では2名を表彰した。
表彰式の最後には、ホテル業績、CS賞(WEB評点)、CS賞(自社誘導・獲得、リピーター)の合計が1位の事業所を評価する『THE BEST HOTEL』賞として、「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド(国立がん研究センター東病院連携)」を挙げた。
理由として雀部会長は「業績でいえば、もっと評価の高いホテルはあるが、国立がん研究センターとの提携など、難しいホテル運営であった。ハッピーカード大賞で述べたように、同センター関係者やホテルを利用するお客さまの声は非常に高かった。わたしは常々、業績だけが評価対象ではないと述べているが、柏の葉パークサイドは、まさにさまざまな部門を総合して評価した結果となった」と述べた。
雀部優会長がハッピーカードを読み上げている場面
MGH AWARDについて
THE BEST HOTELに選ばれた「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」の外観
THE BEST HOTELとして表彰された三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド総支配人の斉藤学氏(写真中央)、雀部会長(写真右)、杉山社長(写真左)
同制度は、全国の運営ホテルおよび本社において、運営・管理業務に従事する同社社員ならびに各協力会社を対象に、前年度における顕著な功績や貢献を称えることを目的として実施。各賞は以下のとおり、さまざまな観点から優れた取り組みを評価する複数の賞で、構成されている。
・ベストスタッフ賞:個人として卓越した成果を挙げた社員に贈られる賞
・社長賞:ホテル単位またはチーム単位での優れた業績に対する表彰
・CS賞:お客さまからの口コミやWEB上での評価など、対外的な視点から高く評価された取り組みに対する賞
表彰式内容
1:ベストスタッフ賞
2:CS賞 自社誘導・獲得 リピーター部門
3:CS賞 WEB評点部門
4:CS賞 協力会社部門
5:ハッピーカード大賞
6:社長賞
7:永年勤続30年賞
8:THE BEST HOTEL
2025年度受賞数
受賞人数66名(延べ)
受賞企業9社
受賞チーム数14