株式会社マイナビ、株式会社八天堂、株式会社Plan・Do・Seeの3社は2025年8月1日、赤坂プリンスクラシックハウスにて、「消費者が食べることで実現する『持続可能な農業』プロジェクト」として丹波栗とミガキイチゴの「くりーむパン」を発表した。
本プロジェクトでは、形や色など規定に満たない、保存期間が短いなどの理由で流通に乗らない規格外果実として、高品質な栗で知られる兵庫県丹波市の「丹波栗」と、宮城県ブランドの「ミガキイチゴ」を、八天堂の人気スイーツ「くりーむパン」へアップサイクル。このプロジェクトを展開し、持続可能な農業経営に貢献していく狙いだ。
「丹波栗くりーむパン」は2025年9月1日発売、「ミガキイチゴくりーむパン」は2026年3月1日発売予定(販売価格450円)。販売は八天堂のオンラインショップほかで行われる。
同会では、調停式のほか、株式会社マイナビ 農業活性事業部 事業部長 横山拓哉氏、株式会社Plan・Do・See 代表取締役社長 浅葉 翔平氏、株式会社八天堂 代表取締役社長 森光孝雅氏、株式会社こうはた 代表取締役 幸畑孫氏、株式会社GRA 代表取締役CEO 岩佐大輝氏らによるパネルディスカッションを実施。本プロジェクトの背景や開発秘話のほか、今後の展開についてパネルディスカッションを実施した。
今後、日本に眠る高品質な規格外果実に焦点を当て、新たな付加価値を与えて広げていくことで、持続可能な社会の実現に向け取り組みを加速させていく構えだ。
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オータパブリケイションズ 渋谷 shibuya@ohtapub.co.jp