視認性の高いレイアウトとした「ダイニング 流」、夜は中央のテーブルにハイチェアを設えてバーカウンターに
庭のホテル 東京(東京都千代田区)は9月1日、1階オールデイダイニング「ダイニング 流」のリニューアルを経てソフトオープンした。
約1カ月の改装期間をかけてホテルコンセプト「こころに、庭を。」をテーマに、同ホテルの象徴である中庭の景観がより映えるよう空間を再構築。店内のあらゆる席より中庭の景観を眺められるよう、それまでのソファー席やオブジェを廃し、視認性の高いレイアウトとすることでオペレーション面の効率化も追求。
リニューアルを機に中庭のライティングにも手を加えており、8灯を用いて中庭が全体的に照射され、店内の照度を抑えて景観が映えるように整えた。店の入り口からも店内や中庭を眺められるよう格子を取り外し、内装面では壁紙やインテリアは落ち着いたトーンの色合いのものに更新し、中央にバーカウンターを設置。
年内をかけてイスなどの家具類を一新し、今後は店内での各種イベントの実施やレストランウエディングの獲得にも注力していく姿勢だ。
また、9月12日からオリジナルクラフトビールシリーズの第4弾となる「庭のビール 梅」を販売開始する。
同ホテルは2023年から「庭のビール 山葵」、2024年より「庭のビール 苺」「庭のビール 蜂蜜」を提供しており、副原料には「eco庭」プロジェクトで採取した屋上産の「庭のはちみつ」を用いているのを特徴とする。
「庭のビール 梅」は東京・青梅産の青梅を用い、ベルガモットのような柑橘の香りに、ほんのりと梅のニュアンスを感じられ、軽やかな口当たりとドライな後味を楽しめる。400本限定での販売となり、ステーキなど肉類のメニューとともに味わうのが特におすすめと総支配人の海老沼 悟氏は述べる。




●関連記事「庭のホテル 東京、養蜂プロジェクトを通じて採取した蜂蜜『庭のはちみつ』を用いて商品提供開始」
https://www.hoteresonline.com/articles/13686
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp