河野貴輝代表取締役社長
2005年8月15日に会社設立したTKPは、今年で創業20周年を迎えた。節目を記念して、「TKP 創業20周年記念式典」を開催。式典では、河野貴輝代表取締役社長のあいさつや、来賓からの祝辞やビデオメッセージ、鏡開き、河野社長と古くから親交のあるゲスト等との対談が行なわれた。なお、式典は招待制による着席で、政財界の重鎮を含め、総勢1,000名以上が出席した。
河野社長は冒頭のあいさつで「会社設立以来、リーマンショック、東日本大震災、コロナとさまざまな苦難があったが、そのたびに『ピンチはチャンス』と考え、成長してきた。その結果、2025年2月期通期売上高は59,208百万円、営業利益は5,915百万円となった。今期はさらに成長できる」と述べた。
河野氏は過去の出来事を振り返りながら「ピンチのたびに、金融機関からの支援や新たな出会いがあり、新たな事業が生まれた。ここに集まった皆さまには心から感謝をお伝えしたい。皆さまとのご縁を大切にできたことが、今日の成長につながっている」とも話した。
来賓祝辞を代表して元内閣総理大臣・衆議院議員の菅義偉議員は「河野さんとの出会いは、わたしがコロナ禍に直面した内閣総理大臣だったころ。コロナの感染を防ぐため、政府目標は1日のワクチン接種を100万人と目標を掲げていたが、接種会場を探していた。そのときに、河野さんから会場提供の申し出があり、大変ありがたいと思った」と振り返った。続いて、加藤勝信財務大臣や元経済産業大臣・衆議院議員の西村康稔議員からも祝辞が寄せられ、幻冬舎の見城徹社長や楽天の三木谷浩史会長といった経済界を代表するゲストも言葉を添えた。さらに、小泉進次郎農林水産大臣や小池百合子東京都知事からもビデオメッセージが寄せられた。
式典の最後は、出席者らとともにTKPにゆかりのある楽曲を歌い、さらなる成長・発展を願って幕を閉じた。