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Plan・Do・See Global 代表取締役、浅葉翔平氏

【PR】ホスピタリティ業界は雇用した外国人を日本のクオリティを提供できる人材として育成する発想を持たなければならない

2025年12月15日(月)
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企業理念の中で、「日本のおもてなしを世界中の人々へ」というミッションと「日本・世界の素敵な場所に街の価値を上げ、関わる人すべてが誇りを持てる最高に心地良い空間を作り、進化させ続けていく」というビジョンを掲げる(株)Plan・Do・Seeのグループ企業として、日本のホスピタリティ業界に海外の優秀な人材を紹介する事業を推進する(株)Plan・Do・See Global。世界中の観光業を志す素晴らしい人材と日本企業をつなぐ架け橋となり、外国から日本に来た人材がより健やかに心からのおもてなしを届けることができるようサポートし、ともに日本の観光を盛り上げていく基盤を支える組織を目指して、2022 年10 月の創業から積極的に取り組みを続けている。(株)Plan・Do・See 代表取締役社長でもある(株)Plan・Do・See Globalの代表取締役、浅葉翔平氏に、主に日本のホテル業界における海外人材の雇用に関する問題点と、問題解決に向かう道筋についてインタビューした。
聞き手・本誌:長谷川耕平 文:高澤豊希
 

(株)Plan・Do・See Global
代表取締役 浅葉 翔平氏


1986年8月29日生まれ。京都府出身。2009年立命館大学卒業後、(株)Plan・Do・See 入社。ダイニング、ウェディングプランナー、人事室、コンサルティング室、店舗責任者などを歴任。19年人事部長就任。22年社内起業で(株)Plan・Do・See Globalを創業、代表取締役に就任する。24年4月1日(株)Plan・Do・See代表取締役社長就任。現在に至る。
 

日本のホテルブランドでのキャリアはホスピタリティを志す人たちの価値となる

── Plan・Do・See Global の事業内容を教えてください。

 Plan・Do・See Globalの事業は、「海外人材の育成」「海外人材の紹介」「海外人材の登録支援・定着支援」の三つの柱で構成されています。基本的には外食業界、宿泊業界の企業にターゲットを絞った形で、SSW(Specified Skilled Worker =特定技能)に関する国家間の協定が結ばれている国の人材を紹介しています。特に自国で外食と宿泊についての試験が実施されている国を重点的に選び、現在はインドネシア、スリランカ、ネパール、ミャンマーと提携しています。さらに他国との提携に向けた動きを進めているところです。

 またスイスのホスピタリティーマネジメントスクール、エコール・オテリエール・ド・ローザンヌとの提携交渉が続いていて、本体のPlan・Do・See で日本における専属契約の準備を進めている段階です。

 

──日本のホスピタリティ業界に向けて、海外の人材を紹介する事業を始めた理由を教えてください。

 2021 年にPlan・Do・See Globalという会社を立ち上げようと思った背景には、安い給料で雇用できる海外人材を雑な使い方をして、業界全体のクオリティを下げているという状況がありました。雑な雇用に円安の状況も相俟って、外国人が日本で働くメリットがほとんどなくなってしまったという現実がありました。

 その一方で、日本は素晴らしいホスピタリティを持ち、ミシュランの星を世界一獲得している実力があるのも確かです。ホスピタリティの仕事を志す世界中の学生から、日本は学びのある魅力的な国であると認識してもらえる可能性があるはずです。

 そう考えた私は2021 年に外国のホスピタリティを教えている大学に出向き、日本で働くことを選択してもらうための活動を始めました。日本のホスピタリティ業界で仕事をする価値を伝え、その流れを創るための取り組みを続けることにしたのです。海外の学生にとっての価値を示すため、日本にしかないホテルブランドでキャリアを積むことは、ホスピタリティで生きていく人たちにとって大きな意味があるというメリットを強調しています。

 

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