ヒルトン東京お台場は、2016年2月1日付で総料理長として水口雅司 氏が就任したことを発表した。館内8店舗のレストラン、宴会場、およびエグゼクティブラウンジなど、ホテル館内で提供する全ての料理を、新たに就任した総料理長のもとに展開していく。

ヒルトン東京お台場
総料理長 水口 雅司
水口雅司総料理長 略歴
1967年9月生まれ、福岡県出身
東京都内数ヶ所のホテルで経験を積んだ後、ヒルトン小樽のバンケットシェフおよび総料理長などを経て、
2004年 1月 ヒルトン小田原リゾート&スパ / 総料理長
2014年10月 ヒルトン東京 / 副総料理長
2016年2月 ヒルトン東京お台場 / 総料理長
エスコフィエ協会正会員
1984年に東京プリンスにてシェフとしてのキャリアをスタートした水口総料理長は、金沢全日空ホテルやグランドハイアット福岡などで修行を積み、99年にヒルトン小樽に入社。同ホテルの総料理長を経て、ヒルトン小田原リゾート&スパ開業時の総料理長を務めた。そのキャリアの中で、FFCCフランス料理コンテスト入選、ブイトーニイタリア料理コンクール最優秀賞、全日本司厨師協会フランス料理アカデミー銀賞、フード・アジア・シンガポールコンテストにて2度の金賞など、数々の権威ある賞を受賞してきた実績がある。その情熱は料理だけに留まらず、SSI利き酒師の資格も取得。また2008年には独自の技術を高めるためにスイスに渡り、5つ星ホテルであるヴィクトリア・ユンヌフラッグホテルでヨーロッパ最先端の料理を学んだ。
発表によると、年に一度は海外に出向く水口総料理長は、新しい食材や技術、そして熱い志を持つ料理人や生産者との出会いから生まれる新たなインスピレーションを大切にしているとしている。また、ますます増加の一途をたどる海外ゲストに喜んでもらえる料理の創作にも余念がない。厨房に立つ時間も長く、シェフとのコミュニケーションも欠かさないよう心がけているとしている。
この度の総料理長就任にあたり、水口総料理長は「一つの料理を作り上げるにあたって最初の工程がいかに大切かという点を厨房のスタッフに徹底したい。日々精進し、腕を磨くことと、その腕を活かすための最高の食材の見極め方も伝えたい。『本物』を作ることにこだわり、チーム全体のレベルアップを図っていきたい」と意気込みを語っている。
ヒルトン東京お台場
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