ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • データファイル  全国縦断マーケット調査 鳥取県
データファイル 

全国縦断マーケット調査 鳥取県

【月刊HOTERES 2016年07月号】
2016年06月28日(火)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

砂の美術館年間50 万人
 鳥取県を象徴する観光の名所は大山と砂丘である。砂丘は鳥取市の日本海に広がる広大な砂礫地で日本を代表する海岸砂丘として知られている。南北2.4㎞、東西16㎞の広さは観光可能地としてはわが国最大である。1955 年に国の天然記念物に指定され、2007 年には日本の地質百選に選ばれている。この砂丘を利用して、砂の美術館が2006 年より定期的に開催されている。当初は野外の展示で開催されていたが、2012 年からは屋内展示がメインとなった。日本初の砂像彫刻家茶園勝彦氏がプロデュースして、世界の砂像彫刻家を招いて制作され、4 月から翌年の1 月まで公開されている。年間の入場者数は40-50 万人で、昨年12 月には観客数が累積300 万人を超えた。それによる観光客の消費額は2.2 億円となり、その経済効果は3.9 億円に上ると推定されている。
 
県民所得全国47
 当県の面積は3507.1㎢で、全国41 位。奈良県より小さく、佐賀県より大きい。人口は58.0 万人で全国47 位。46 位の島根県よりも12 万人少ない。年齢構成比を見ると14 歳以下の幼年人口は13.0%、15-64 歳の生産年齢人口は58.3%、65 歳以上の老年人口は28.7%となっており、全国平均と比べると、高齢化が進んでいる。県民分配所得は1.3 兆円で全国最下位の47 位。46 位の島根県より0.3 兆円小さい。一人当たり所得は224.9 万円で全国46 位で沖縄県よりやや高い。産業別構成比を見ると第1 次産業は2.5%、第2 次産業は17.2%、第3 次産業は79.6%で第2 次産業比率がかなり低い。一人当たり工業出荷額は112.1 万円で、全国平均にくらべて半分程度である。
 
ホテル客室数はやや伸びている
 飲食店数は14 年で2778 店。内訳を見ると食堂レストランが285 店で10.3%。専門料理店が735 店で26.5%を占める。その中で多いのは、中華料理店の224 店で8.1%を占める。次いで日本料理店が多く193 店で6.9%となっている。そのほか、そば・うどん店が95 店(3.4%)、すし店が63 店(2.3%)となっている。また、遊興飲食店、バー・キャバレー・ナイトクラブは694 店(25.0%)、酒場ビヤホールが382 店(13.8%)と両者で38.8%を占めている。以上のほか、喫茶店は399 店(14.4%)、バーガーなど、その他の飲食店は116 店(4.2%)、09 年調査から飲食店から分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は313 店ある。ホテル数は13 年で59 軒、客室数は4501 室で90 年からの伸び率をみるとホテル数は全国の82.3%に対して68.6%と平均を下回っている、客室数は全国の105.1%に対して当県は128.5%と全国平均をやや上回っている。
 
※「経済的地位」「都市別商業動向」、図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますよう、お願い申し上げます。
 
ご注文フォームはこちら
https://www.hoteresonline.com/hoteres/application/input/78

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2025年04月15日号
2025年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特別企画】大阪・関西万博開幕 関西エリアのリーダーたちが描くそれぞれ…
【特集】
2025年日本のホテルチェーングループ一覧 前編

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE