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#010 “レ・クレドール”究極のサービスパーソンたち 

#010 ホテル オークラ東京 チーフコンシェルジュ 濱﨑 統氏

【月刊HOTERES 2015年12月号】
2015年12月25日(金)
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現場同士が連携してサービス向上を
 
“コンシェルジュデスク”が設けられた翌年には、濱﨑氏は以前からあこがれていたレ・クレドールにも加盟。そんな濱﨑氏の現在の目標は、オークラグループホテルチェーンにコンシェルジュの文化を根付かせることだという。
 
「現在、オークラの国内グループホテルでコンシェルジュデスクを設けているのは東京のほか、ホテルオークラ東京ベイと京都ホテルオークラ、ホテルオークラ福岡のみです。そのほかのホテルはゲストリレーションズがその任にあたっています。国内グループホテルの“コンシェルジュ”の中でレ・クレドールのメンバーは私だけで、海外ではアムステルダムに3 人、プレステージバンコクに1 人が在籍しています。私個人としてはチェーン内のサービスクオリティーを高いレベルで均一化したいと思っていますので、ゲストサービスにかかわる部署を“コンシェルジュ”として統一し、さらに現場同士を連携できるようにしたいと考えています」
 
 その第一歩として昨年の3 月からは有志を募り、オークラと日航ホテルズの6 ホテルのコンシェルジュ9 人で親睦会を始めたそうだ。
「ほかのホテルに何かを尋ねたい、お願いしたいときに顔見知りのスタッフがいると格段に仕事がやりやすくなります。この仕事は横のつながりが大事です。今年の1 月には親睦会のメンバーも増えて札幌から福岡まで11 ホテル15 人で開催しました。さらにこの12 月には関西で初開催することもできました。お客さま情報は文字からは読み取れない部分もあるので、そういうことなども詳細に情報交換できる環境をつくっていきたいと思います。ホテルオークラは、和製グローバルホテルチェーンを標榜していますので、その品格に欠かせないサービスの一つが“コンシェルジュ”であると言われるようになりたいと考えています」
 

文・アクセント
 

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