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第十四回 ㈱バルニバービ 佐藤 裕久  それでもなお一杯のカフェの力を信じますか?

第十四回  IOT が進む時代の対策は?

【週刊ホテルレストラン2018年02月16日号】
2018年02月16日(金)
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佐藤 裕久
Hirohisa Sato
Profile 京都市上京区生まれ。神戸市外国語大学英米語学科中退、アパレル会社で出店計画事業などに従事後、1991年有限会社バルニバービ総合研究所設立、代表取締役に就任。98年㈱バルニバービに組織変更。現在、東京・大阪をはじめ全国に79店舗(2017年11月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に『一杯のカフェの力を信じますか?』(河出書房新社)、『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)がある。

IOT が進む時代の対策は?

先日、ある若いスタッフから『IOT が進む時代の中で社長はどういうふうに対策を考えていますか?』という質問をうけました。彼はプロモーション手法、顧客管理分析や店舗マネージメントのシステム化について聞きたかったのでしょうか?
 
僕が普段書いたり話したりしていることをベースにするとマニュアル否定、アナログ推奨や手作り万歳!! 的な感じを与えてしまうのだと思いますが、少し違います。デジタルとアナログの関係性を僕は相反するものではないのでは? と考えているのです。
 
『出来ることはデジタル化する』のは『そんなこと何を今更??』と言われるでしょう。
人間より効率性に優った機能を持つテクノロジーを使うのは当然だろ?
もちろんそうなんですよ、でもね僕はそこに何か見落としていることがある気がしてならない。
デジタルとアナログの位相は違うもので、それが融合し『で/じ/ろ/ぐ』のような新しいゾーンに人を導いてくれるのではないだろうか? と僕は考えているのです。例えば僕は時に店に立ち数時間洗い場に入ります。
延々同じ(ように見える)作業を行うのです。
 
もちろん現在の進化した洗浄機の威力は半端じゃないので、作業はあまりないと考えがちですがそうではありません。
 
残飯の処理や溶けたチーズがこびり付いて固まったものなど含めいきなり洗浄機では無理ですから先に粗洗いします。
 
ですから結局すべて粗洗いは行なうことになります。延々幾時間も…
 
その単純(に見える)作業の繰り返しを行なっていると実は創造性や想像力の脳が活性化します。
アイデアやイメージがどんどん皿を洗いながら湧いてくるのです!
脳は単純(に見える)作業を通して活性化することもあるのです。テクノロジーに任せっぱなしではそのイメージや発想は僕の中からわき出さなかったかもしれない…
そうなんですデジタルとアナログは対語ではないのかもしれない。
前回に書きました2045 年はシンギュラリティ元年想定…バルニバービが外食の形を変えるなどと偉そうに話すのならば、数年ではなく、さらにもっと先の未来も予測した上で話さなければならないのだと思います。単純にアナログからデジタルへという公式だけではないはずです。
もっと融合した何かな気がします。もちろんこれは予言や占いみたいな話ではなく。
 

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