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第146 回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第 146 回 「思いやりに勝るものなし」

【週刊ホテルレストラン2018年07月20日号】
2018年07月20日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

 
役が人を育てる
 
 前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドH の再建請負人K 氏の続編18 回目である。経営が変わって昇格基準が今までの年功序列から、業務考課、能力向上考課、執務態度考課に改められたが、経営が変わる前の高度成長期に採用された社員は、私を含め同僚を蹴落としてまでわれ先に出世しようという人は誰もいなかった。それに比べ譲渡後に選び抜かれて入ってきた社員は昇格意欲がまったく違う。それでもK 氏は旧社員も見捨てなかった。私がメンバーから課長代理昇格を告げられたとき、その役職に自信が持てず辞退した。ところがK氏は「鈴木さん、そうじゃないよ。日ごろやっている仕事ぶりを見て、今あなたがやっていることが課長代理の仕事だから昇格させる。だから今まで通りの働きで良い」だった。そう言われると肩の荷が下り逆に自信が持てるようになって前向き人間に変わっていく自分があった。その当時を思い起こせば本当は課長代理の器ではなかったのに、先に役職を先行させ課長代理の器に育てるK 氏流マジックとは、常にメンバーに希望を与え、眠っている力を引き出すことだった。つまりリーダーの役目とはどの社員に対しても見合った指導法で眠っている力を引き出してあげることである。

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