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第3回 ホテル・旅館のスパビジネスを成功へ導くキーワード

第9 回「自然・建築・アートの共生」を堪能できるスパ ベネッセハウス

【月刊HOTERES 2015年07月号】
2015年07月23日(木)
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株式会社ザ・デイ・スパ 代表取締役 河﨑 多恵氏
ベネッセハウス/ベネッセハウス スパ ザ シアター バイ ナチュラ ビセ ベネッセハウス 副総支配人 清水 かほる氏

ホテル・旅館のスパ経営における明暗の差が顕著になる中、長年スパの企画・運営に携わってきたザ・デイ・スパの河﨑多恵社長とともにスパ成功の秘訣を探る短期集中連載。シリーズ第9 回は香川県の離島、直島にある「ベネッセハウス スパ シアター バイ ナチュラ ビセ」を取り上げる。スパ再起に取り組んだ同ホテルの清水かほる副総支配人がスパに対する熱い想いを語る。

一度クローズしたスパを再興
 
現在のスパがオープンする以前に、スパを一度クローズしているそうですが、その経緯を教えてください。
 
清水 ベネッセハウスは1992 年、瀬戸内海に浮かぶ香川県の直島に建築家の安藤忠雄氏設計の「美術館に泊まる」を具現化した「ミュージアム」10 室がオープンしたことに始まります。95 年には6 室の客室棟である「オーバル」が完成、2004 年にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を恒久設置する地中美術館がオープンしました。その後、06 年に49 室の宿泊施設として「パーク」と「ビーチ」が完成して、現在の65 室のベネッセハウスが完成しました。この「パーク」に隣接する建物にスパを設けました。当時はスパブームの真っ最中で、誰に聞いても「これからのリゾートにはスパが不可欠」との答えが返ってきました。そこで私が担当となって、直営のスパを立ち上げたのです。ところがその後、島内外での美術施設の拡充や瀬戸内国際芸術祭が始まると、お客さまがゆったりとスパを楽しむ時間が取れなくなってきました。加えてセラピストの確保も難しくなり、残念でしたがいったんスパをクローズすることにしたのです。やはり離島での自社運営では人材の確保や教育が課題でしたね。

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